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J-GLOBAL ID：201802248314512103   整理番号：18A0639030

「産業用XCT画像のための高精度部品セグメンテーション技術の開発及び実用化」にまつわる話

Episode 1

著者 (5件)： 鈴木宏正 (東京大学) ,  大竹豊 (東京大学) ,  長井超慧 (東京大学) ,  堀田淳 ((株)ゾディアック) ,  松川光彦 ((株)ゾディアック)
資料名： 精密工学会誌(Web)  (Journal of the Japan Society for Precision Engineering (Web))
巻： 84  号： 2  ページ： 132-133(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0462A  ISSN： 1882-675X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・リバースエンジニアリングのための計測技術として,産業用X線CT装置(XCT)によって取得した3次元画像データ(ボリューム画像)を処理する3次元画像処理ソフトウェアの開発の着手した背景を紹介。
・工業製品XCTで3次元計測することを目的に,ボリューム画像からメッシュ生成について,トヨタ自動車(株)と(株)日立製作所との共同開発の打診,およびこの時点での課題(複数材質の等値面によるセグメンテーションの必要性,自動車ボディの薄板鋼板ボリューム画像からそのサーフェイスモデルを生成)を説明。
・近傍探索法,GraphCut法,境界拡張法の施行,最終的に筆者らが開発したエッジ法とその自動化(ゾンディアック社のZVoxerによりGUIを構築)に到達,などセグメンテーション技術開発への紆余曲折を紹介。

シソーラス用語： *三次元 ,  *画像処理 ,  計測 ,  写真測量 ,  *ソフトウェア ,  工業製品 ,  リバースエンジニアリング ,  *セグメンテーション ,  近傍探索法 ,  画像評価 ,  画像処理ソフトウェア
準シソーラス用語： 3次元画像計測 ,  エッジ法 ,  *産業用X線CT

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (8件)：

• 1) 大竜誠ほか:X-ray CTスキャナを用いたCATシステムの開発(幾何学的要素の抽出)1998年度精密工学会秋季大会学術講演会講演論文集,(1989)479.
• 2) 青野宏ほか:XCTを活用した三次元形状計測とシミュレーション.シミュレーション,23,4(1994)21-27.
• 3) 鈴木宏正:3Dスキャニング技術を活用するデジタルエンジニアリング,精密工学会誌,83,10(2017)917-921.
• 4) T. Fujimori et al. : Surface Extraction from Multi-material CT Data, Proc. Computer Aided Design and Computer Graphics, Hong Kong, China, Dec. 7-10, 2005, (2005) 319-324.
• 5) H. Shammaa et al. : Segmentation of multi-material CT data of mechanical parts for extracting boundary surfaces. Computer-Aided Design, 42, 2 (2010) 118-128.

タイトルに関連する用語 (6件)： 産業 ,  xCT ,  高精度部品 ,  セグメンテーション ,  開発 ,  実用化