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J-GLOBAL ID:201802249439547447   整理番号:18A1604981

科学技術予測調査手法に関する数理的分析 デルファイ調査及びリアルタイム・デルファイ法に関するエージェントシミュレーション

Mathmatical Theoritical Analysis for Science and Technology Foresight Surveys: A virtual subject experiment with agent-based simulations within Delphi surveys and real-time Delphi methods
著者 (3件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 170-183  発行年: 2018年08月10日 
JST資料番号: X0206A  ISSN: 0914-7020  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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複数回の質問調査の反復により有識者・専門家の意見を交換しながら調査することで予測結果を修正していくデルファイ法は,少数の専門家の意見集約・コンセンサス形成に主眼を置く手法として開発された。その後,政策案の検討を利用目的に数千人規模の質問紙調査を行うデルファイ調査など,実務主導で手法の利用目的や用途・手段が拡大された結果,今日では「デルファイ」と冠した手法には複数の派生形が見られる。しかし,これら派生手法は実務主導で発展してきた経緯から,理論的な妥当性や予測精度についての,数理的側面からの研究・検証は十分になされていなかった。そこで本稿では,エージェントシミュレーションを用いた仮想被験者実験により,1.繰り返しの質問紙調査を行うデルファイ調査と,2.回答者の回答状況を一定条件下で提示するリアルタイム・デルファイ法に関して,条件・プロトコルに従い体系的な情報のフィードバックがなされた場合に得られる情報の妥当性の検証を行った。実験の結果,デルファイ調査には繰り返しの体系的な情報のフィードバックにより意見を集約・収斂させる機能があることが実証された。一方,リアルタイム・デルファイ法は,同一の回答者集団であってもわずかな条件の変化で結果(集約された意見や,集約・収斂の度合い)が大きく変化するなど,デルファイ法の基本原則である統計的集団回答に関して構造的課題があることが実証された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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研究開発  ,  数値計算 

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