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J-GLOBAL ID:201802250003068714   整理番号:18A1504146

DNA修復経路を欠く同質遺伝子性ヒト細胞における異なる小核頻度は遺伝毒性剤の評価とそれらの遺伝毒性機構を示す価値ある指標である【JST・京大機械翻訳】

Differential micronucleus frequency in isogenic human cells deficient in DNA repair pathways is a valuable indicator for evaluating genotoxic agents and their genotoxic mechanisms
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資料名:
巻: 59  号:ページ: 529-538  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0213A  ISSN: 0893-6692  CODEN: EMMUEG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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小核(MN)試験は,染色体異常および異数性誘発性イベントを検出する能力およびその利便性のために,試験化学物質の遺伝毒性を評価するための魅力的なツールになっている。MNアッセイはDNA修復能のある哺乳類細胞のみを用いて行われているので,DNA修復能と欠損したヒト細胞の間のMN頻度の比較は試験化学物質の遺伝毒性の検出とそれらの作用様式の理解のための優れた指標であると考えられた。この問題に取り組むために,DNA損傷応答(DDR)因子をコードする以下の5つの遺伝子を,MN試験に広く使用されるヒト細胞系であるTK6B細胞系において破壊した:FANCD2,DNAポリメラーゼζ(REV3),XRCC1,RAD54および/またはLIG4。これらの同質遺伝子TK6細胞株を用いて,MN試験を4つの広く使用されているDNA損傷剤:メチルメタンスルホン酸(MMS),過酸化水素(H_2O_2),γ線およびマイトマイシンC(MMC)に対して実施した。γ線,H_2O_2,MMSおよびMMCへの曝露後の二本鎖切断修復欠損RAD54-/-/-/-/-細胞における小核の頻度は,親野生型TK6細胞のそれより6.2~7.5倍高かった。H_2O_2,MMCおよびMMSへの曝露後の塩基除去修復および一本鎖切断修復欠損XRCC1-/-細胞における小核を示す細胞の割合は,野生型細胞のそれらよりすべて~5倍高かった。まとめると,RAD54-/-/LIG4-/-,XRCC1-/-および野生型TK6細胞の組み合わせを用いた補足的MNアッセイは,試験化学物質の遺伝毒性可能性およびそれらの作用様式を検出するための有望な方法である。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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