文献
J-GLOBAL ID:201802251125452871   整理番号:18A0994769

包有物地質温度圧力計を用いた変成P-T経路のベイジアン確率的復元

Bayesian probabilistic reconstruction of metamorphic P-T paths using inclusion geothermobarometry
著者 (7件):
資料名:
巻: 113  号:ページ: 82-95(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0150B  ISSN: 1345-6296  CODEN: JMPSCA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
地質温度計と地質圧力計は,鉱物包有物と累帯するそれらのホスト鉱物との間の平衡の研究に用いられ,捕獲時における包有物のP-T条件に関する情報を提供する。しかしながら,詳細なP-T経路を復元することは,地質温度計と地質圧力計に適した包有物が数少ないために未だに困難である。画像復元にしばしば用いられる一種のベイジアン確率法であるマルコフ確率場(MRF)モデルを用いて,化学的累帯構造と包有物から正確なP-T経路を復元するための確率的インバージョン法を開発した。P-T経路インバージョンのためのベースライン情報として,鉱物成長時の圧力と温度の連続性の概念をMRFモデルに導入した。提案されたモデルを評価するために,泥質片岩中のホストのザクロ石と鉱物包有物についての公表データセットからの鉱物組成に対してザクロ石-黒雲母地質温度計とザクロ石-Al2SiO5-斜長石-石英地質圧力計を用い,それをP-Tインバージョン問題に適用した。著者らの手法は,包有物データセットの大部分を除去した後でも,P-T経路の復元に成功した。さらに,最も可能性のあるP-T経路の確率分布を用いることにより,単一解よりもむしろ,熱力学解析の有効性の客観的議論が可能であることを見出した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
岩石成因論 
引用文献 (37件):

前のページに戻る