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J-GLOBAL ID:201802252722972606   整理番号:18A1061648

パイロクロア構造を持つPb-Ruベース酸化物における金属-絶縁体交差

Metal-insulator Crossover in Pb-Ru Based Oxides with Pyrochlore-type Structure
著者 (6件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 249-254(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0691A  ISSN: 0532-8799  CODEN: FOFUA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Pb-RuベースのパイロクロアPb2-xMxRu2O7-δ(M=EuおよびCa)の合成および物理的性質を研究した。Pb-Eu固溶体では,Pb2-xEuxRu2O7-δ単相を,固相反応によって合成するのに成功した。磁化率測定が,x≧0.8の試料におけるスピン-ガラス凍結による,磁気転移を示した。電気抵抗率測定から,金属から半導体挙動への交差が,0.6≦x≦0.8の範囲で観察された。金属領域では,正規化電気抵抗率は,ほぼT2に比例することが分かり,強く相関する電子挙動を示した。絶縁と金属との間の相交差は,遍歴4d電子間の強い電子-電子結合によってもたらされた。Pb-Ca固溶体では,Pb2-xCaxRu2O7-δ単相が,空気中の熱処理によって,x≦0.6の試料に対して得られた。0.8≦x≦1.6のPb2-xCaxRu2O7-δを,高い酸素圧力下で合成するのに成功した。Pb2-xCaxRu2O7-δ化合物の格子定数は,Ca含有量xと共に減少することが分かり,正の化学圧力となった。電気抵抗率測定の結果として,0.0≦x≦1.0の試料は金属挙動を示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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その他の無機化合物の電気伝導 

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