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J-GLOBAL ID:201802254141837299   整理番号:18A0914407

バナナ繊維吸着材を利用したセシウムイオンおよびストロンチウムイオンの吸着挙動の研究

Study of adsorption behavior of cesium and strontium ions with banana fiber adsorbent
著者 (2件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 8-12(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0178A  ISSN: 1884-3360  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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セシウムイオン(Cs+)およびストロンチウムイオン(Sr2+)の吸着について,吸着カラム内の吸着剤としてバナナ繊維を用いて調べた。吸着は,100ppb希釈のCs+および1000ppb希釈のSr2+溶液を,流速30cm3/分でカラム内に吸引することにより行った。Cs+およびSr2+のほぼ100%が吸着した。これらの結果から,BFを,90Sr,134Csおよび137Csに対するカートリッジフィルタとして利用できることがわかった。Cs+およびSr2+の破過点は,それぞれ100 cm3ベッドおよび3500 cm3ベッドであった。Cs+およびSr2+の脱着は,1.0mol dm-3の硝酸により行った。Sr2+の一部は脱着したが,Cs+の脱着は無視できる程度であった。この結果から,一価のCs+と二価のSr2+の吸着反応は異なることがわかった。二価のSr2+の吸着サイトは,弱酸イオン交換サイトで,未知の吸着サイトであると考えられた。一方,一価のCs+の吸着サイトは,弱酸イオン交換サイトであるとは考えられなかった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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固-液界面  ,  吸着剤 
引用文献 (19件):
  • 1) H. Mimura, N. Sato, and A. Kirishima, J. Ion Exchange, 22, 96 (2011) (in Japanese).
  • 2) H. Mimura and I. Yamagishi, J. Ion Exchange, 23, 6 (2012) (in Japanese).
  • 3) H. Mimura and I. Yamagishi, J. Ion Exchange, 23, 29 (2012) (in Japanese).
  • 4) Y. Ban, I Yamagishi and Y. Morita, JAEA-Research, 2011-037 (2011) (in Japanese).
  • 5) T. Ishikawa, A. Ishimoto and S. Mizushima, Environ. Res. Control, 34, 20 (2012) (in Japanese).
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