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J-GLOBAL ID：201802255071513850   整理番号：18A0371107

ここまで進んだ石油・石炭・天然ガス・バイオマス利用の化学-天然資源化学への展開 固体触媒が先導する非可食バイオマスの利活用

著者 (2件)： 中島清隆 (北大 触媒科研) ,  福岡淳 (北大 触媒科研)
資料名： 化学と教育  (Chemistry & Education)
巻： 66  号： 2  ページ： 72-75,KUCHIE6  発行年： 2018年02月20日 
JST資料番号： G0942A  ISSN： 0386-2151  CODEN： KAKYEY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 持続可能な次世代の化学産業を構築するためには,再生可能な資源からエネルギー・基幹化学品を製造する技術の確立が必要となる。現在,我々の身の回りにある汎用的な基幹化学品の大部分は石油を中心とした化石資源から製造されているが,それらを再生可能資源である“バイオマス”から合成できれば化石資源が枯渇した後も我々の社会を持続させることができる。本稿では環境負荷の少ない触媒反応によってセルロースから2つの有用な樹脂を誘導する方法について概説する。(著者抄録)

シソーラス用語： *バイオマス ,  触媒 ,  製品 ,  触媒反応 ,  *セルロース ,  *プラスチック ,  ポリカーボネート ,  ポリエステル ,  固体触媒 ,  化学品 ,  ヘキソース ,  アルドース
準シソーラス用語： *非可食性バイオマス

分類 (1件)： 廃棄物処理  (YD01050R)

物質索引 (1件)： グルコース

引用文献 (7件)：

• 1) バイオマスハンドブック,日本エネルギー学会 編,オーム社,2002.
• 2) 江口浩一,触媒化学 (化学マスター講座),丸善出版,2011.
• 3) 菊地英一,瀬川幸一,多田旭男,服部 英,射水雄三,新しい触媒化学,三共出版,2013.
• 4) H. Kobayashi, H. Kaiki, A. Shrotri, K. Techikawara, A. Fukuoka, Chem. Sci. 2016, 7, 692.
• 5) H. Kobayashi, H. Yokoyama, B. Feng, A. Fukuoka, Green Chem. 2015, 17, 2732.

タイトルに関連する用語 (9件)： 石油 ,  石炭 ,  天然ガス ,  バイオマス ,  化学 ,  天然資源 ,  展開 ,  固体触媒 ,  活用