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J-GLOBAL ID：201802255076628469   整理番号：18A0321308

二次元光子拡散方程式と線形化を用いた定量光音響トモグラフィーに及ぼす光伝搬の近似の影響

Effects of the approximations of light propagation on quantitative photoacoustic tomography using two-dimensional photon diffusion equation and linearization

著者 (4件)： OKAWA Shinpei (National Defense Medical Coll., Saitama, JPN) ,  HIRASAWA Takeshi (National Defense Medical Coll., Saitama, JPN) ,  KUSHIBIKI Toshihiro (National Defense Medical Coll., Saitama, JPN) ,  ISHIHARA Miya (National Defense Medical Coll., Saitama, JPN)
資料名： Optical Review (Web)  (Optical Review (Web))
巻： 24  号： 6  ページ： 705-726 (WEB ONLY)  発行年： 2017年12月 
JST資料番号： U0709A  ISSN： 1349-9432  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ・医療診断でのヘモグロビンや造影剤の濃度を定量化する手法として光伝搬モデルに基づく定量光音響トモグラフィー(QPAT)に着目。
・QPATで利用される三次元放射伝達方程式を用いた光伝搬モデルでは,吸収係数を再構成するための大きな計算負荷が問題となり,これを解決する手法として光伝搬の近似を検討。
・光伝搬の近似には,二次元光子拡散方程式と線形化を用い,三次元放射伝達方程式の近似法と三次元放射伝達方程式のモンテカルロシミュレーションとの結果を比較。
・近似画像再構成での誤差を定量化し,近似が再構成された吸収係数に影響することを明確化。
・二次元光子拡散方程式と線形化アルゴリズムを利用して三次元ファントムの大きな吸収係数を有する領域の画像再構成に成功。

シソーラス用語： *トモグラフィー ,  *光音響効果 ,  *光拡散 ,  拡散方程式 ,  二次元 ,  光伝搬 ,  線形性 ,  近似法 ,  モンテカルロ法 ,  計算機シミュレーション ,  数値解析 ,  ファントム ,  画像再構成 ,  吸収係数 ,  ヘモグロビン ,  造影剤
準シソーラス用語： モンテカルロシミュレーション ,  *光音響トモグラフィー ,  数値シミュレーション ,  線形化 ,  放射伝達方程式

分類 (2件)： 光学情報処理  (BD03060T) ,  その他の光学的効果  (BM08040H)

引用文献 (46件)：

• Wang, L.V., Hu, S.: Science 335, 1458 (2012)
• Xu, M., Wang, L.V.: Rev. Sci. Instrum. 77, 041101 (2006)
• Li, C., Wang, L.V.: Phys. Med. Biol. 54, R59 (2009)
• Arridge, S.R.: Inverse Probl. 15, R41 (1999)
• Klose, A.D., Ntziachristos, V., Hielscher, A.H.: J. Comput. Phys. 202, 323 (2005)

タイトルに関連する用語 (7件)： 光子 ,  拡散方程式 ,  線形化 ,  定量 ,  光音響トモグラフィー ,  光伝搬 ,  近似