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J-GLOBAL ID:201802255804977837   整理番号:18A1494875

日本における普通鋼中のCu濃度を決定する要因の同定

Identifying Factors for Cu Contained in Carbon Steel Produced in Japan
著者 (5件):
資料名:
巻: 104  号:ページ: 461-466(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: F0332A  ISSN: 0021-1575  CODEN: TEHAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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鋼産業は炭素鋼の繰返しリサイクル中のトランプ元素による汚染を懸念している。1980年代後半からEAF鋼棒を監視することによって,Cu含有量の増加は少なくとも観察されていない。しかし,将来,増加が起こる可能性がある。非効果的なリサイクルをもたらす増加を確実に避けるために,炭素鋼中のCu混合の機構を理解する必要がある。日本で生産された炭素鋼中のCuに対する要因を同定した。著者らは,前のリサイクルによって汚染した炭素鋼中のCu合金化と炭素鋼以外の材料中に含まれるCuの2つの源を識別した。動的材料フロー解析により,前者の供給源から誘導されたCu含有量は,比較的高いCu含有量を有する棒および形鋼の占有率の増加のために徐々に増加し,それは30年の間にCu含有量の0.05%の増加をもたらしたこと見出した。一方,後者から得られたCuは1990年代後半からより少なくなった。その理由の1つは,その年前後からのスクラップ混合金属(しばしば′′雑品スクラップ′′と称する)の輸出の増加として考えられた。近い将来,輸出の実質的部分は,関連する規制の改正により急速に削減されると予測される。著者らは,スクラップ混合金属が商業的方法において国内でリサイクルされるなら,鋼棒のCu含有量は平均で0.49%になると推定した。この結果は,炭素鋼スクラップからのCu材料の分離を改善する必要性を強調している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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廃棄物処理  ,  その他の鉄鋼原料 
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