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J-GLOBAL ID:201802256064547989   整理番号:18A0312389

NaOH水溶液を利用したハウス内CO2濃度分布の推定

Estimation of CO2 Concentration Distribution Using NaOH Solution in Greenhouse
著者 (6件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 455-463(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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施設園芸においてCO2施用を効率よく行うために,ハウス内のCO2濃度の分布を把握する必要がある.本研究では,ハウス内において,同時に多点のCO2濃度を簡易・安価に測定することを目標に,水酸化ナトリウム(NaOH)水溶液を用い,pH値の変化の大小からCO2濃度を推定し,ハウス内のCO2濃度分布を調べる方法を検討した.NaOH水溶液を異なるCO2濃度環境下においたところ,pH変化値は用いた容器の水溶液面の表面積,NaOHの濃度,設置時間,水溶液温度に影響を受けた.ハウス内での測定には,0.004 mol・L-1の50 mLのNaOH水溶液をプラスチック容器に入れて3時間設置し,pH変化値を調べることが適切であると思われた.異なる温度で異なるCO2環境におけるpH変化値を調査し,水溶液温度とpH変化値からCO2濃度を推定する関係式を作成した.CO2施用したイチゴハウスで実験を行ったところ,推定式より計算されたCO2濃度は,屋外よりもハウス内で高く,ハウス内ではCO2施用チューブからの距離や,床面からの高さにより異なった.推定CO2濃度は,CO2温湿度センサで測定した値よりも100 ppm程度高く,風速や光などの環境要因が影響したものと思われた.本方法は,ハウス内のCO2濃度分布を推定する簡易方法として利用できる可能性が示された.(著者抄録)
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分類 (2件):
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作物栽培施設  ,  野菜 
引用文献 (23件):
タイトルに関連する用語 (5件):
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