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J-GLOBAL ID:201802257097989225   整理番号:18A1850566

西之島の地球物理観測と上陸調査

Geophysical observations and landing survey at Nishinoshima volcano
著者 (17件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 45-56(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0648A  ISSN: 2188-3262  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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西之島は,小笠原諸島に位置する安山岩質成層火山である。2013年11月に噴火が始まった。噴火の前には西之島は0.29km2の小さい島で,標高25mであったが,海底からは3,000mの高さを誇っていた。2016年3月までに,面積と標高はそれぞれ2.7km2と140mに達した。この「アクセス困難な島」において様々なタイプの地球物理学的観測を行った(東京から950km,ジェット機で90分,船舶で24時間)。2016年6月に無人ヘリコプタを用いて空中観測を行い,約250gのスコリアと溶岩流の詳細な4K画像を収集した。4期にわたり西之島周辺に海底地震計を配置した。2015年2月から2017年5月にかけて,4~8Hz帯で卓越する特徴的な波形が頻繁に観測された。超低周波記録とビデオ画像との比較により,4~8Hzの地震信号が火山砕屑丘における噴火と関連していることを明らかにした。このタイプの地震信号の数は2015年7月から減少し,2015年11月に消失し,2015年7月に噴火活動が減少し,2015年11月中旬に停止したことを示唆した。2016年10月に古い西之島に上陸し広帯域地震計と超低周波センサを展開し,多くの新しい溶岩,堆積物と火山灰試料を収集した。西之島周辺の1日1回の試験航海によるリモート火山島監視システムの能力を実証した。1年半後の2017年4月に新しい噴火が始まった。著者らの陸上地震センサは,4月17日の早期に前兆信号を検出した。また,地震計は,データ伝送が4月21日に終了する前に新しい噴火の非常に初期の段階で特徴的な波形を記録した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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地球熱学,火山物理学 
引用文献 (12件):
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