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J-GLOBAL ID：201802257234436598   整理番号：18A0109451

近赤外三重項増感剤としての一重および二重N-混乱カリックス[4]フィリン有機白金(II)錯体

Singly and Doubly N-Confused Calix[4]phyrin Organoplatinum(II) Complexes as Near-IR Triplet Sensitizers

著者 (11件)： PUSHPANANDAN Poornenth (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  MAURYA Yogesh Kumar (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  OMAGARI Toshihiro (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  HIROSAWA Ryuji (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  ISHIDA Masatoshi (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  MORI Shigeki (Ehime Univ., Matsuyama, JPN) ,  YASUTAKE Yuhsuke (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  FUKATSU Susumu (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  MACK John (Rhodes Univ., Grahamstown, ZAF) ,  NYOKONG Tebello (Rhodes Univ., Grahamstown, ZAF) ,  FURUTA Hiroyuki (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Inorganic Chemistry  (Inorganic Chemistry)
巻： 56  号： 20  ページ： 12572-12580  発行年： 2017年10月16日 
JST資料番号： C0566A  ISSN： 0020-1669  CODEN： INOCAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 一重および二重N混合カリックス[4]フィリンの有機白金錯体(II),Pt-2,Pt-3を合成し,特性を評価した。これらの錯体は,親カリックス[4]フィリン足場に固有ピロール部を与え,標準同類物質,PT-1の等電構造を有し,特徴的な屈曲形態を示した。この構造変化は光物理的性質を変え,親配位子のN-混乱ピロール環の数の増加によって,標準同類物質,PT-1に比べ,吸収とリン光で著しい深色変化をもたらした。有機白金錯体は環境条件で化学的に安定し,相対的に高い効率(φ_Δ)で光増感一重項酸素発生を可能にした。これらの特性は光化学療法用光増感剤の有望な試薬として適している。

シソーラス用語： *近赤外線 ,  三重項 ,  *増感剤 ,  *白金錯体 ,  配位子 ,  リン光 ,  一重項酸素 ,  光化学療法 ,  大環状錯体 ,  窒素複素環化合物 ,  光増感剤
準シソーラス用語： PDT【療法】 ,  光物理的性質

分類 (2件)： 白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  八員環以上の複素環化合物  (CF07120T)

物質索引 (2件)： 10,20-ビス(ペンタフルオロフェニル)-5,5,15,15-テトラメチル-12-アザ-23-カルバ-5,15-ジヒドロ-12H,21H-ポルフィリン ,  10,20-ビス(ペンタフルオロフェニル)-5,5,15,15-テトラメチル-2,12-ジアザ-21,23-ジカルバ-5,15-ジヒドロ-2H,12H-ポルフィリン

タイトルに関連する用語 (6件)： 近赤外 ,  三重項 ,  増感剤 ,  混乱 ,  白金 ,  錯体