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J-GLOBAL ID:201802259057498598   整理番号:18A1061290

簡易型サイロの密封方法とサイロ内の酸素濃度の関係

Relationship between sealing method and oxygen concentration in silo during silage ensiling
著者 (4件):
資料名:
号: 124  ページ: 9-13  発行年: 2018年03月31日 
JST資料番号: F0765A  ISSN: 2432-6666  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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プラスチック樹脂製のパウチ袋をサイロにして飼料用米のサイレージ調製実験を行なった。破砕し水分を調整した籾米に乳酸菌を加えた後にパウチ袋に詰め,ヒートシール,ワニ口クリップ,ひもで縛る,結束バンドで縛るの4つの方法で封入口を密封した。室温で32日間の貯蔵を行い,サイロ内の酸素濃度を非破壊で測定するとともに,サイレージの醗酵品質(pH,有機酸濃度,微生物数)を解析し,密封法との関連を検証した。サイロ内の酸素濃度は,すべてにおいて1日後に0%になり,ヒートシール法ではサイロ内の酸素濃度は32日間0%を維持した。その他の方法では5日を経過する頃から酸素濃度が上昇が認められ,20日前後には13-16%程度まで上昇した。サイレージの醗酵品質は,ヒートシール法が,低いpHの値(3.86)や乳酸濃度が高い値(1.21%)であること等から,サイレージ醗酵が良好に進行したと判断した。一方,その他の密封法の醗酵品質はpHが4-4.13,乳酸濃度が0.65-0.88%と劣質で,一部かびの発生も認められるなど,サイレージ醗酵は不良であった。以上より,ワニ口クリップ,ひもで縛る,結束バンド法の密封法はサイレージ調製には不向きで,ヒートシールのように,完全に密封させる方法が酸素の侵入を防ぎサイレージ発酵も促進させるサイロの密封法として適していると考えられる。(著者抄録)
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粗飼料 
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