文献

J-GLOBAL ID：201802259395123325   整理番号：18A0987966

SiC表面分解法により作製したグラフェンの摩擦特性

著者 (5件)： 渡部大煕 (関西大) ,  谷弘詞 (関西大) ,  RU Rengo (関西大) ,  小金沢新治 (関西大) ,  多川則男 (関西大)
資料名： 日本機械学会関西支部定時総会講演会講演論文集  (日本機械学会関西支部定時総会講演会講演概要集)
巻： 93rd  ページ： 549-550  発行年： 2018年03月12日 
JST資料番号： L0014A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： SiCを真空中で加熱するとCNT(カーボンナノチューブ),Arガス雰囲気中ではグラフェンが作製される。本研究では,このSiC表面分解法を用いてグラフェンとCNTを作製し,加熱時間に対する摩擦係数の変化を調査した。その結果,CNTを成膜させた面は摩擦係数の低減が確認できたが,グラフェンを成膜させた面は,摩擦係数の低減にはつながらなかった。グラフェン面の摩擦低減が確認できなかった理由としては,層数依存性や摩擦条件依存性が考えられるため,さらなる検討が必要である。(著者抄録)

シソーラス用語： *炭化ケイ素 ,  *カーボンナノチューブ ,  *薄膜成長 ,  *グラフェン ,  *特性 ,  *摩擦 ,  アルゴン ,  雰囲気 ,  気体 ,  時間 ,  摩擦係数 ,  減少 ,  *摩擦材料 ,  *固体潤滑剤 ,  潤滑 ,  *摩擦試験 ,  摩擦力 ,  光学顕微鏡法 ,  Raman分光法
準シソーラス用語： *表面分解法 ,  摩擦特性 ,  加熱時間 ,  摩擦低減 ,  超潤滑 ,  Raman顕微鏡

分類 (3件)： 半導体薄膜  (BK14040E) ,  潤滑一般  (QB02010S) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (5件)： SiC ,  表面分解法 ,  作製 ,  グラフェン ,  摩擦特性