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J-GLOBAL ID:201802260332427818   整理番号:18A0430095

日本Angelica acutiloba根と抑肝散は海馬アセチルコリンレベルを増加させ,アポトーシスを阻害して,繰り返し脳虚血のラットモデルにおける記憶を改善する【Powered by NICT】

The Japanese Angelica acutiloba root and yokukansan increase hippocampal acetylcholine level, prevent apoptosis and improve memory in a rat model of repeated cerebral ischemia
著者 (14件):
資料名:
巻: 214  ページ: 190-196  発行年: 2018年 
JST資料番号: T0042A  ISSN: 0378-8741  CODEN: JETHDA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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日本Angelica acutiloba根(Angelicaの根)は抑肝散(YKS)を含むいくつかの漢方薬に含まれている。Angelica根とYKSは様々な心理学的および神経変性障害の治療に使用されている。脳血管障害に対する安全かつ有効な治療薬の開発は,認知症患者の治療を改善するであろう。虚血記憶障害に対するAngelica根とYKSの効果はまだ完全には調べられていない。本研究では,Angelica根も記憶改善と脳血管虚血モデルにおけるYKSの神経保護効果に関与しているかどうかを調べた。シャムラットにグループ化された雄性Wistarラットに生理食塩水を受け,完全脳虚血(4 VO)により誘導された反復脳虚血を受けた他の三群は,生理食塩水,Angelica根またはYKSの7日間経口投与を受けた。記憶は八アーム放射状迷路課題により評価した。背側海馬におけるアセチルコリン(ACh)は,微小透析-HPLCにより調べた。アポトーシスは末端デオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼ(TdT)媒介フルオレセインデオキシウリジン三リン酸(dUTP)ニック末端標識により決定した。虚血はアポトーシス,AChの放出低下,および記憶(増加した誤差選択と減少した正しい選択)障害を誘導した。Angelica根とYKSは記憶障害を改善し,AChの放出をアップレギュレートし,4VO誘導海馬アポトーシスを抑制した。Angelica(シシウド属)根の二重ACh増加および神経保護効果は,脳血管性痴呆の症状の治療に有用である有望な治療薬となるであろう。Angelicaの根は,YKSの記憶改善と神経保護効果に寄与する成分の一つである。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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生薬の薬理の基礎研究 

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