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J-GLOBAL ID:201802261757070336   整理番号:18A1365284

三次元MTインバージョンによる箱根火山の比抵抗特性化

Resistivity characterisation of Hakone volcano, Central Japan, by three-dimensional magnetotelluric inversion
著者 (19件):
資料名:
巻: 70  号: Apr  ページ: 70:66 (WEB ONLY)  発行年: 2018年04月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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2015年6月29日に箱根火山で小噴火が発生し,中央コーンの北部斜面上の大涌谷地熱地域にいくつかの噴出孔を形成した。2015年噴火に対応する強い群発地震活動と測地学的信号も,箱根カルデラ内で観測された。これらの観測を補完し,箱根カルデラの浅い抵抗構造を特性化するために,この地域を横切る64地点で得られた地磁気測定データの三次元インバージョンを行った。インバージョン過程における領域の急峻な地形を評価するために,エッジベース有限要素法のインバージョンコードに対して非構造化四面体メッシュを用いた。最も良い三次元モデルの主な特徴はベル形の導体であり,その底部は地震活動の上部限界と良い一致を示し,中央コーンと大涌谷地熱地域の下にあり,いくつかの埋め込まれたボウル状の伝導帯が強羅と湖尻地域の下にある。主なベル型の導体が,火山性流体の湧昇に抵抗するためのキャップまたはシールとして作用する熱水的に変質したゾーンを代表していると推論する。強化された火山活動は,変質したゾーンによって囲まれた抵抗体を火山性流体が通過することを引き起こす可能性があり,したがって,抵抗体内の脆性破壊を促進する可能性がある。ボウル型導体の重なり位置,埋設カルデラ構造および塩化ナトリウムに富む温泉の存在は,導体が高塩分温泉水により飽和した多孔質媒体を代表することを示す。湖尻地域下の地震群発の線形クラスタは,これらの構造的コントラストにより形成されたいくつかの弱いゾーンを示す可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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地球熱学,火山物理学  ,  電気探査・検層 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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