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J-GLOBAL ID:201802262683618303   整理番号:18A0420613

短縮CD200は新規Wistarラット転移モデルにおけるより少ない肺転移に至る腫瘍免疫を刺激する【Powered by NICT】

Truncated CD200 stimulates tumor immunity leading to fewer lung metastases in a novel Wistar rat metastasis model
著者 (17件):
資料名:
巻: 496  号:ページ: 542-548  発行年: 2018年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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CD200はその受容体,CD200Rを発現する免疫細胞における免疫抑制を仲介する。二CD200変異体であるCD200R結合(CD200S)と完全長CD200(CD200L)のためのN末端配列の一部が必要欠く短縮CD200。新生児Wistarラットの背中にC6神経膠腫細胞を皮下移植による新しい肺転移モデルを確立した。全ての移植ラットは,大きなバック腫瘍の約90%は肺転移を開発した。腫瘍免疫に及ぼすCD200SとCD200Lの影響を比較するために,CD200L(C6L)-またはCD200S(C6S)発現C6細胞は同様に移植した。結果は,肺転移を発症したC6L腫瘍を有するラットの100%であることを示したが,転移は,C6S腫瘍(n=25)ラットのわずか44%であった。C6Sラットの約20%で消失した腫瘍と,これらの動物は移植後180日目に死を回避するが,すべてのC6L担癌ラットは45日後に死亡した。次世代シークエンシングは,C6S腫瘍はC6L腫瘍よりもはるかに高いレベルでケモカインとグランザイムBを発現することを明らかにした。フローサイトメトリーは,C6S腫瘍は死細胞よりCD45~+細胞,ナチュラルキラー細胞およびCD8~+リンパ球を含むことを明らかにした。特に,CD11c,MHCクラスII,CD8,および/またはCD103を発現する樹状細胞の複数サブセットしたC6L腫瘍よりC6Sでより豊富であった。これらの結果は,CD200Sは細胞傷害性Tリンパ球を活性化する複数の樹状細胞サブセットの蓄積を誘導し,転移腫瘍細胞の除去をもたらすことを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞生理一般 

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