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J-GLOBAL ID:201802263288368741   整理番号:18A0414231

超伝導性Pb1-xTlxTeにおける電荷Kondo挙動と一致する異常な125Te核スピン緩和

Anomalous 125Te Nucleawr Spin Relaxation Coincident with Charge Kondo Behavior in Superconducting Pb1-xTlxTe
著者 (10件):
資料名:
巻: 87  号:ページ: 023706.1-023706.4  発行年: 2018年02月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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PbTe中のタリウム不純物に伴う新規の電子状態の窓として,単結晶Pb1-xTlxTe(x=0,0.35,1.0%)の125Te NMR研究の結果を報告する。xが大きくなるとKnightシフトは大きくなった。これは,各Tlドーパントの周りの局所状態密度(DOS)の強い空間変動と結合した平均DOSが増大することに対応する。注目すべきことに,超伝導組成(x=1.0%)では,Tlドーパントに近いTeイオンの125Te核スピン緩和速度(1/T1T)は,それより下で抵抗率が上昇する~10Kの特性温度より下の常伝導状態において予想外に増大した。このように抵抗率と1/T1T両方が同時に上昇するのは高磁場中でも抑制されなかった。これら観測結果は,常磁性が存在しないとき,動的電荷揺らぎによって矛盾なく説明できると推測した。これは,Tlドーパントに伴う電荷Kondoシナリオから予測される。対照的に,そのような異常は非超伝導性試料(x=0,0.35%)では検出されず,Pb1-xTlxTeにおいて動的原子価揺らぎと超伝導の発生が関係していると示唆される。(翻訳著者抄録)
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金属系超伝導体の物性  ,  金属のNMR 
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