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J-GLOBAL ID：201802264011955771   整理番号：18A0569025

パリ協定の第5条に盛り込まれた「REDDプラス」について

著者 (1件)： 平田泰雅 (森林研究・整備機構 森林総合研)
資料名： エネルギー・資源  (Energy and Resources)
巻： 39  号： 2  ページ： 77-81  発行年： 2018年03月10日 
JST資料番号： Z0986A  ISSN： 0285-0494  CODEN： ENESEB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・2015年のCOP16のパリ協定第5条に盛り込まれた森林保全等に関するREDDプラスについて,背景と経緯,今後のあり方について展望。
・地球サミットにおけるアマゾン森林の急激な減少が紹介されたことによる「アジェンダ21」での「森林減少対策」など,REDDプラスが注目された背景と経緯を紹介。
・国連食糧農業機関(FAO)が実施している世界森林資源評価(FRA)に基づいて開発途上国における森林面積の減少を説明し,REDDプラス活動の重要性を指摘。
・今後,地域住民がREDDプラス活動に参加するためには,成果に対するインセンティブなどの仕組みを作り,政府と住民が一体となった推進体制を構築することが必要。

シソーラス用語： 協定 ,  地球温暖化 ,  温室効果ガス ,  *環境保全 ,  *森林 ,  国際会議 ,  気候変動 ,  *温室効果ガス排出量 ,  熱帯多雨林 ,  ブラジル連邦共和国 ,  行動計画 ,  国連食糧農業機関 ,  発展途上国 ,  面積 ,  森林調査 ,  住民
準シソーラス用語： *REDD-plus ,  アジェンダ21 ,  アマゾン森林 ,  パリ協定 ,  *森林保全 ,  森林面積 ,  地域住民 ,  地球サミット

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  森林経営・経理  (FF01030I)

引用文献 (7件)：

• N. Stern; The Economics of Climate Change: The Stern Review, (2007), Cambridge University Press.
• 平田泰雅,鷹尾 元,佐藤 保,鳥山順平; REDD-plus Cookbook, (2012), 152pp, (独)森林総合研究所REDD研究開発センター.
• 平田泰雅; REDDプラスの最近の動きとその課題, 海外の森林と林業, 78, (2010), 2-6.
• 松本光朗; REDDプラスの現状とこれから, 92, (2015), 3-8.
• 井上泰子; REDD+の10年を振り返る, 海外の森林と林業, 95, (2016), 3-10.

タイトルに関連する用語 (2件)： パリ協定 ,  REDD