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J-GLOBAL ID：201802266329553281   整理番号：18A0747318

ミツバチの生物学 ミツバチと人類~養蜂

著者 (5件)： 浅田真一 (玉川大 農) ,  浅田真一 (玉川大 農産研究セ) ,  浅田真一 (玉川大 学術研 ミツバチ科学研究セ) ,  中村純 (玉川大 農) ,  中村純 (玉川大 学術研 ミツバチ科学研究セ)
資料名： 昆虫と自然  (Nature & Insects)
巻： 53  号： 6  ページ： 17-20,1(2)  発行年： 2018年05月30日 
JST資料番号： F1251A  ISSN： 0023-3218  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・有史以前から,人類は蜜蜂を利用してきたと考えられている。
・養蜂は有用で多用なミツバチ生産物を,より効率よく得るための技術体系である。
・野生の狩猟から一種の罠猟転換が見られるが,これは自然発生的なものと考えられる。
・近代養蜂の確立(アメリカのランゲストロスは,複葉巣であるミツバチの巣を,一枚づつ木の枠に作らせ,これを空隙をつくって巣箱に入れる「可動枠式巣箱」を発明し,ヨーロッパにも伝えた。これらの発明の結果,19世紀のうちに,「近代養蜂」が確立した。
・生産物(ハチミツは,ミツバチが花蜜を集めて濃縮し,また酵素によって糖組成を改変し,巣内に蓄えたもので,収穫時点で糖度80%という高エネルギー食品である。副産物の位置づけとなる蜜ろうは66,622tの生産量で,多様な用途に用いられる。その他ローヤルゼリー,プロポリス,花粉荷などミツバチ由来の健康食品は多い)。
・ポリネーション(ビニールハウスでの野菜類栽培や果樹園での果の生産には,ミツバチによるポリネーション(花粉媒介)が欠かすことのできない生産技術である。国内では,ポリネーションによる果樹,果菜類の生産額を含めた価値は2,000億円を超えると推定)。

シソーラス用語： *ミツバチ ,  *養蜂 ,  ヒト ,  蜂蜜 ,  蜜蝋 ,  巣【生物】 ,  糖度 ,  花粉 ,  健康食品 ,  果樹 ,  果菜 ,  日本
準シソーラス用語： *花粉媒介昆虫 ,  花蜜

分類 (1件)： 養蜂一般  (FD05010I)

タイトルに関連する用語 (4件)： ミツバチ ,  生物学 ,  人類 ,  養蜂