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J-GLOBAL ID：201802266429937427   整理番号：18A0719750

河川微細堆積物への放射性セシウム蓄積における自生有機物の役割【JST・京大機械翻訳】

The role of autochthonous organic matter in radioactive cesium accumulation to riverine fine sediments

著者 (4件)： Fujii Manabu (Department of Civil and Environmental Engineering, Tokyo Institute of Technology, 2-12-1-M1-4 Ookayama, Tokyo 152-8552, Japan) ,  Ono Keisuke (Department of Civil and Environmental Engineering, Tokyo Institute of Technology, 2-12-1-M1-4 Ookayama, Tokyo 152-8552, Japan) ,  Yoshimura Chihiro (Department of Civil and Environmental Engineering, Tokyo Institute of Technology, 2-12-1-M1-4 Ookayama, Tokyo 152-8552, Japan) ,  Miyamoto Manami (Department of Civil and Environmental Engineering, Tokyo Institute of Technology, 2-12-1-M1-4 Ookayama, Tokyo 152-8552, Japan)
資料名： Water Research  (Water Research)
巻： 137  ページ： 18-27  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0760A  ISSN： 0043-1354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 人為的に放出された放射性セシウム(RCs)は,環境におけるその持続性を与える重大な生態学的および環境的懸念を引き起こす。水および堆積環境におけるRCの蓄積はしばしば有機物(OM)と関連することが報告されているが,その機構は不明のままである。ここでは,事故の1.5~4年後に福島第一原子力発電所近くの最大河川であるAk川に沿った微細堆積物中のRCを調べた。広範囲のOM含有量(%)を有する密度分離堆積物画分の測定により,RCs濃度(Bq ・kg~(-1))は中間密度画分のOM含有量と正の相関を示し,OMは主に自生起源により特徴付けられた。しかし,この関係は,大きなサイズの異地性OMの高い割合を含む光密度画分を保持しなかった。さらに,H2O2支援OM消化と非晶質材料溶解処理は,堆積RCのわずかな減少をもたらした。これらの結果は,高い原地性OM含有量を有する堆積物が高い比表面積を示すという事実とともに,RCは,自己地性OMと同時に存在する微細粒および化学的に不安定な無機画分と密接に関連していることを示した。全体として,著者らの発見は,自己地性OMが水性および堆積性環境におけるRCの蓄積,輸送,および運命に対して有意な制御を与えることを強調する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *堆積物 ,  *有機物 ,  福島県 ,  異地性 ,  *河川 ,  堆積環境 ,  比表面積 ,  消化 ,  生態学 ,  原地性 ,  原子力発電所
準シソーラス用語： 福島第一原子力発電所 ,  持続性 ,  *自生 ,  *セシウム放射性同位体 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 放射性セシウム ,  河川微細堆積物 ,  異地性有機物 ,  福島の原子力発電所

分類 (3件)： その他の廃水処理・処分  (SC03070S) ,  上水道工学・用水処理一般  (SC02010X) ,  用水の化学的処理  (SC02040E)

タイトルに関連する用語 (8件)： 河川 ,  微細 ,  堆積物 ,  放射性セシウム ,  蓄積 ,  自生 ,  有機物 ,  役割