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J-GLOBAL ID：201802266911742732   整理番号：18A0364579

ハブユニット軸受の最新動向

Recent Technical Trends in Hub Unit Bearings

著者 (1件)： 坂口尚 (日本精工)
資料名： NSK Technical Journal  (NSK Technical Journal)
号： 690  ページ： 43-50  発行年： 2018年01月22日 
JST資料番号： S0469A  ISSN： 0911-4920  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・電気自動車などの車輪を支え,回転する役割を担うハブユニット軸受の高信頼性設計の取組み,低フリクション化技術,軽量化技術,および高剛性(応答性向上)について解説。
・高信頼性シールは,サブリップまたはラビリンスリップを設けてシール性能を向上するが,FEM解析によりリップ面分布を最適化してラビリンス構造によるフリクションを低減。
・ハブユニット軸受のフリクションは軸受内部とシールの2要素に分けられ,軸受内部のフリクション低減には内部設計の最適化やグリースの基油動粘度の低減が有効であり,シールのフリクション低減にはリップ形状の最適化による反力と摺動面摩擦の低減が有効。
・軽量化は外輪とハブシャフトの効果が大きいが,軸受だけではなく,ホイールやブレーキディスクを考慮した強度検討が必要。

シソーラス用語： 軸受 ,  車輪 ,  電気自動車 ,  信頼性 ,  *信頼性設計 ,  摩擦 ,  *軽量化 ,  剛性 ,  応答特性 ,  密封装置 ,  グリース ,  耐水性 ,  数値解析 ,  有限要素法 ,  ラビリンスパッキン ,  粘度 ,  最適設計
準シソーラス用語： *ハブ軸受 ,  最新動向 ,  高信頼性 ,  *低フリクション ,  車体軽量化 ,  高剛性 ,  応答性 ,  シール ,  FEM解析 ,  ラビリンスシール ,  動粘度

分類 (2件)： 軸受  (QB01020W) ,  電気自動車  (QG07020B)

引用文献 (3件)：

• 石川寛朗,“ハブユニット軸受の技術動向とトライボロジー”,トライボロジスト,54-9(2009)580-585.
• 千葉 岳,“ハブユニット軸受の技術動向と高信頼性シールの紹介”,月刊トライボロジー,350(2016)17-19
• 山口和孝,“新興国市場対応のハブユニット軸受仕様”,トライボロジー研究会第23回講演会(2012)

タイトルに関連する用語 (3件)： ハブ ,  軸受 ,  最新動向