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J-GLOBAL ID:201802267482932536   整理番号:18A0507713

Na~+/Ca~2+交換体の発現低下はアルツハイマー病モデルマウスにみられる認知障害と関連している【Powered by NICT】

Reduced expression of Na+/Ca2+ exchangers is associated with cognitive deficits seen in Alzheimer’s disease model mice
著者 (15件):
資料名:
巻: 131  ページ: 291-303  発行年: 2018年 
JST資料番号: H0537A  ISSN: 0028-3908  CODEN: NEPHBW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Na~+/Ca~2+交換体(NCX)は大部分の細胞型の細胞膜,三Na~+イオンの一つのCa~2+の起電性交換を仲介し,膜を通したCa~2+とNa~+電気化学的勾配に依存してそこで主として発現している。三哺乳類NCXアイソフォーム(NCX1,NCX2およびNCX3)は互いに異なる遺伝子によってコードされている。,NCX2およびNCX3の蛋白質およびm RNAレベルはAPP23とAPP KIマウスの海馬CA1における相対的に低下することを報告した。同様に,NCX2~+/ またはNCX3~+/ マウスは,障害性海馬LTPおよび記憶関連挙動を示した。さらに,対照と比較して,カルシウム/カルモジュリン依存性蛋白質キナーゼII(CaMKII)自己りん酸化はNCX2~+/ マウス海馬における有意に減少させたがNCX3~+/ マウスの海馬で増加した。NCX2アイソフォームまたはNCX3ヘテロ接合体は海馬LTPの維持障害,NCX2~+/ マウスにおける上昇したカルシニューリン活性と相関し,カルシニューリン(CaN)阻害剤FK506処理により救済された表現型を示した。同様に,FK506処理はAPP KIマウスにおける障害性海馬LTPを有意に回復した。さらに,高頻度刺激後脱分極後のCa~2+クリアランスはNCX2~+/ マウスの海馬CA1領域におけるわずかに遅れる。電子顕微鏡は,NCX2~+/ マウスのCA1における比較的減少したシナプス密度を明らかにしたが,CA1における穿孔シナプスを持つとげの数はNCX3~+/ マウスで有意に増加した。NCX2~+/ およびNCX3~+/ マウスで見られる記憶障害は,異常調節された海馬CaMKII活性,Alzheimer病モデルマウスで見られる記憶障害に関連した樹状突起棘形態,所見を変化させるを反映していると結論した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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神経の基礎医学  ,  細胞膜の受容体 
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