抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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強さと電気伝導率の優れた組合せを有するCu-Ti合金ワイヤを,通常のピーク時効とその後の冷間引抜と共に,過時効とその後の冷間引抜の措置によって製造した。時効による最大のと低い電気伝導率を示すピーク時効合金を引抜する時,このワイヤの硬度は引抜の初期段階において急速に増加するが,さらなる引抜では飽和した。それとは反対に,低い硬度であるが優れた電気伝導率を有する過時効合金を引抜した時,引抜を通して硬度が一定に増加し,ピーク時効した合金の引抜ワイヤの値を成功裏に上回った。また,過時効した合金の引抜ワイヤの電気伝導率はピーク時効合金のものより常にとても大きかった。このように,過時効とその後の重度の引抜の措置が,Cu-Ti合金の強度と電気伝導率を通常のピーク時効および引抜プロセスよりも強化するのに有用であることを示した。(翻訳著者抄録)