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J-GLOBAL ID：201802269735090894   整理番号：18A1850636

白色発光ダイオードの駆動電流パルス幅制御による高出力動作を用いた植物栽培

Plant Growth under High Power Operation of White-Light-Emitting-Diodes by Operating-Current-Pulse-Width Control

著者 (5件)： 原田宜明 (鳥取大学大学院工学研究科) ,  笠田洋文 (鳥取大学大学院工学研究科) ,  安東孝止 (鳥取大学大学院工学研究科) ,  阿部友紀 (鳥取大学大学院工学研究科) ,  市野邦男 (鳥取大学大学院工学研究科)
資料名： 材料  (Journal of the Society of Materials Science, Japan)
巻： 67  号： 9  ページ： 834-839(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： F0385A  ISSN： 0514-5163  CODEN： ZARYA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 動作電流パルス幅制御(OCPWC)を,植物成長に使用される白色発光ダイオードの動作に適用した。OCPWCとDCを用いてパルス電流により駆動される光形LEDの下で植物を成長させた。植物成長,すなわち成長前後の植物の重量の差は,平均電流(従って光出力)にほぼ比例することが分かった。特に,LEDが標準条件より1.5倍高い平均電流で駆動されたとき,植物成長は標準電流によるDC運転の場合より1.6倍高くなった。さらに,1.5倍の電流で900時間以上の運転後でも,LEDからの出力パワーは変化しなかった。これらの結果は,OCPWCがLEDの高出力運転を可能にし,提案した技術が施設当たりの植物成長を増加させ,植物の生産コストを低減するのに有用であることを示唆する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *発光ダイオード ,  電流 ,  パルス幅 ,  制御 ,  出力 ,  動作 ,  *栽培 ,  植物成長 ,  製造原価 ,  原価低減 ,  *植物工場
準シソーラス用語： 駆動電流 ,  高出力 ,  植物栽培 ,  白色発光ダイオード ,  パルス電流

著者キーワード (5件)： 白色LED ,  植物成長 ,  パルス幅制御 ,  劣化 ,  生活時間

分類 (2件)： 発光素子  (NC03082G) ,  作物栽培施設  (FB03040V)

引用文献 (9件)：

• 1) T. Mukai and S. Nakamura, “White and UV LEDs.”, Oyo Buturi, Vol. 68, No. 2, pp. 152-155 (1999).
• 2) M. G. Cradford, “High power LEDs for solid state lighting: status, trends, and challenges”, Journal of Light & Visual Environment, Vol. 32, No. 2, pp. 58-62 (2008).
• 3) Y. Narukawa, “Development of highly functional light-emitting diodes by epitaxial technology”, Oyo Buturi, Vol. 82, No. 6, pp. 514-517 (2013).
• 4) E. Goto, “Introduction and future prospects of plant factory that uses light emitting diodes as a light source”, Oyo Buturi, Vol. 80, No. 1, pp. 42-45 (2011)
• 5) Y. Harada, K. Ando, S. Nakagawa, H. Sakamoto, T. Abe, and H. Kasada, “Current-pulse-width control of degradation in II-VI and III-N compound blue-UV-white LEDs”, Physica Status Solidi C, Vol. 9, No. 8-9, pp. 1844-1847 (2012).

タイトルに関連する用語 (5件)： 白色発光ダイオード ,  駆動電流 ,  パルス幅 ,  高出力 ,  植物栽培