文献
J-GLOBAL ID:201802270738241972   整理番号:18A1813580

海産魚養殖タンクにおける流れ場制御:日本におけるハタとクロマグロからの教訓【JST・京大機械翻訳】

Flow field control in marine fish larviculture tanks: lessons from groupers and bluefin tuna in Japan
著者 (6件):
資料名:
巻: 498  ページ: 513-521  発行年: 2019年 
JST資料番号: E0784A  ISSN: 0044-8486  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
大規模タンクにおける流れ場はしばしば魚の文化学者による経験的仮定に基づいており,科学に基づく情報は非常に限られている。そこで,著者らは,ハタおよび太平洋クロマグロの幼虫タンクにおける流れ場動力学に関する研究を研究し,レビューし,それらを著者ら自身および他の研究からの結果と比較した。半径方向対称タンク(円筒または八角形)に対して,タンク底部における一つの曝気器によるエアレーションは垂直循環を形成する。著者らは,1kLタンクにおける異なるエアレーション速度でこの流れを定量化し,可視化し,Epinephelus septemfasciatusとdevistin inimicus japonicusの生存率を比較した。最も低い表面張力関連死(STRD)を伴う最も高い生存率は,通気器の上の垂直流速が8cm/s(200mL/分)のときに達成された。一方,より良い生存はI.japonicusの>8cm/sで観察された。また,幼虫のタンク比率は,魚幼生の流れ場と性能の両方に影響を及ぼす。タンクを同じ水量(100L)とエアレーション速度(50mL/分)でセットしたが,異なるアスペクト比(AR:水深/タンク半径)では,AR>2.0のタンクにおける上記2種の幼生の生存率はSTRDが低いほど有意に高かった。タンクの垂直断面における流れ場は,ARが1.0から2.0に変化すると,単一対渦系から2対渦系に変化した。しかし,いくつかの海洋魚(すなわち,太平洋クロマグロマグロThunnus orientalis)の暗所におけるタンク底への幼生の沈降によって高い死亡率を引き起こす沈降症候群は,上記の従来の流れ場管理によって予防することができない。シンキング症候群を予防するために,2つの流れ場制御法を提案した。1つは,飼育水の垂直混合のための暗所での通気速度を増加させる。もう一つは,水ポンプをタンク中央部の排水に接続した細かいメッシュを有する小さなネットケージに水ポンプを置き,水ポンプからの水をタンク底部の十字形パイプを介して排出した。両者とも洞症候群の予防に有効であることが判明した。広く使われ,多くの異なる割合を持つ円錐円筒タンクと長方形タンクの流れ場は,まだ十分に定量化されていない。三次元二相曝気流シミュレーションにより矩形タンク内の流れパターンを調べるアプローチを拡張し,速度場が円筒タンクのそれと異なることを見出した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
増養殖の技術  ,  不均質流 

前のページに戻る