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J-GLOBAL ID:201802271792590475   整理番号:18A1052152

2012年12月のフィリピン海における研究船「白鳥丸」からのラジオゾンデ観測により観測された寒気吹き出しイベント

Cold surge event observed by radiosonde observation from the research vessel “Hakuho-maru” over the Philippine Sea in December 2012
著者 (11件):
資料名:
巻:号: Feb  ページ: 5:9 (WEB ONLY)  発行年: 2018年02月 
JST資料番号: U0650A  ISSN: 2197-4284  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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2012年12月のフィリピン海における研究船「白鳳丸」のラジオゾンデ観測により,寒気吹き出しイベントに伴う海面から大気への熱エネルギー輸送を調べた。これらの観測結果を解析し,結果を1974年の気団変質に関する研究観測(AMTEX’74)における東シナ海上空の観測から得られた結果と比較したが,寒気吹きだしに伴う寒冷で乾燥した空気の水平移流は850hPa以下の高さで卓越した。この強い移流に関わらず,気温と湿度の局所的な一時的な変動は僅かであり,なぜなら移流は海面からの熱と水分の移動により平衡しているためで,これはAMTEX74の寒気吹き出しイベント時に観測されたものと定性的に同じ挙動を示した。海面から大気への全熱エネルギーの渦輸送は約410W/m2と推定され,これはAMTEX’74の間に観測された780W/m2の最大値の約半分である。この結果は,東シナ海を通過した後に,寒冷サージの下流域であるフィリピン海上の海面から大気へのかなりの熱伝達の存在を示している。(翻訳著者抄録)
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