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J-GLOBAL ID：201802272248549129   整理番号：18A0919838

Friction-Stir-WeldingおよびGas-Tungsten-Arc-Weldingのハイブリッド法による低炭素鋼の高速接合

High speed welding of Friction-Stir-Welding for mild steel by Gas-Tungsten- Arc-Welding hybrid process

著者 (7件)： 杉本一等 (日立製作所研究開発グループ) ,  PARK Seung Hwan C. (日立製作所研究開発グループ) ,  平野聡 (日立製作所研究開発グループ) ,  波多聰 (九州大学) ,  佐藤裕 (東北大学) ,  粉川博之 (東北大学) ,  石田清仁 (東北大学)
資料名： 溶接学会論文集(Web)
巻： 36  号： 1  ページ： 26-30(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0047A  ISSN： 0288-4771  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 摩擦撹拌溶接(FSW)におけるより高い溶接速度とより低い力を目的として,ガス-タングステン-アーク溶接(GTAW)を用いた予熱の実現可能性を調べた。高エネルギー密度のGTAWを用いることにより,塑性流れの入熱を支援することが期待できる。GTAW-FSWハイブリッドプロセスによる無欠陥接合は8.3mm/s以下の溶接速度で達成されたが,通常のFSWは5.0mm/sの溶接速度で欠陥を残した。GTAW-FSWプロセスにおける摩擦撹拌の間の軸力は,通常のFSWにおけるそれの40%より低かった。GTAW-FSWの継手はFSW継手に類似した微細粒を有する撹拌域を有していた。このプロセスは従来のFSWより高い生産性,すなわちより高い溶接速度と低い力を得ることができた。また,FSWの微細結晶粒を有する高い強化と独特の構造を得ることも可能である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *摩擦撹拌溶接 ,  *TIG溶接 ,  *低炭素鋼 ,  予熱 ,  金属組織 ,  塑性流動 ,  実現可能性 ,  溶接速度 ,  溶接入熱 ,  溶接欠陥 ,  溶接継手 ,  生産性 ,  結晶粒微細化 ,  微結晶 ,  軸力 ,  エネルギー密度
準シソーラス用語： *ハイブリッド溶接

著者キーワード (6件)： 摩擦撹拌溶接 ,  ガス-タングステン-アーク溶接 ,  予熱 ,  ハイブリッド溶接 ,  微細構造 ,  塑性流動

分類 (1件)： 溶接技術  (WC07030G)

引用文献 (22件)：

• 1) R. Mishra, Z. Ma: Friction stir welding and processing, Materials Science and Engineering R., 50 (2005), 1-78.
• 2) H. Fujii: Friction stir welding of steels (review), Journal of The Japan Welding Society, 77, 8 (2008), 731-744.
• 3) S. Hirano: Recent trends in friction stir welding tools for high temperature materials, Journal of The Japan Welding Society, 80, 4 (2011), 281-283.
• 4) A. Ozekcin, H. Jin, J. Koo, N. Bangaru, R. Ayer, G. Vaughn, R Steel, S. Packer: A microstructural study of friction stir welded joints of carbon steels, Internal Journal of Offshore and Polar Engineering, 14, 4 (2004), 284-288.
• 5) B. Thompson: Tungsten based tool material development for the friction stir welding of hard metals, TMS Annual Meeting Proceedings, Friction Stir Welding and Processing VI (2011), 105-112.

タイトルに関連する用語 (2件)： ハイブリッド法 ,  低炭素鋼