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J-GLOBAL ID:201802273228368736   整理番号:18A1801590

河床生物膜の主要および微量元素組成とその河川生物地球化学サイクルの意義【JST・京大機械翻訳】

Major and minor elemental compositions of streambed biofilms and its implications of riverine biogeochemical cycles
著者 (6件):
資料名:
巻: 243  号: PA  ページ: 308-317  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0984B  ISSN: 0269-7491  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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中部日本(Kushida川)の主要河川からの河床生物膜の化学組成を得て,河床生物膜の生物地球化学的意義に関する予備的情報を提供するために,関連堆積物(細粒分率<63μm)と水の溶解成分のデータを得た。サンプリング期間(2013年7月31日~8月3日)の間,河川水の溶解成分はダム貯水池によって影響を受けた。NO3-,シリカ(Siとして),SO42-,PO4-およびCa2+の濃度はダムを横切って減少し,一方,FeとMnはダムを横切って増加し,下流で急速に減少した。河床バイオフィルムは,Al(水に対してAl_2O_3として21%まで)のようなかなりの量の非栄養素元素を含み,それらがケイ酸塩(シルトと粘土)材料として汚染されていることを示す。バイオフィルムにおける珪砕性材料は,河床堆積物の細粒(<63μm)画分と基本的に組成的に類似している。しかしながら,Ca,P,Mn,およびZnなどのいくつかの元素は,バイオフィルムにおいて著しく濃縮されている。特に,ダム貯水池のすぐ下で採取した生物膜試料中のMn濃度は非常に高く(~4.0wt%),おそらく放出水からの蓄積によるものと考えられる。P,Cr,Cu,ZnおよびVのような微量元素の濃度は,バイオフィルム中のFe酸化物および/またはMn酸化物の量によって制御されるように見える。因子の数は,汚染されたケイ酸塩の量,自生鉱物形成,溶解物質の吸着および微生物代謝を含む河床生物膜の化学組成の制御に関与している。本研究によって示されたように,主要元素を含む系統的な分析と関連する堆積物と水との比較は,この複雑なシステムの生物地球化学を明らかにすることができた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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重金属とその化合物一般  ,  河川汚濁  ,  水質汚濁一般 
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