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J-GLOBAL ID:201802273245806766   整理番号:18A1011335

夏の東京23区における豪雨時の降雨量分布,地表風,可降水量間の関係

Relationships among Rainfall Distribution, Surface Wind, and Precipitable Water Vapor during Heavy Rainfall in Central Tokyo in Summer
著者 (10件):
資料名:
巻: 96A  ページ: 35-49  発行年: 2018年05月31日 
JST資料番号: G0095A  ISSN: 0026-1165  CODEN: JMSJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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東京の高密度気象観測から得られた2011~2013年の7~8月のデータを用いて,典型的な豪雨事例に対する強い降雨の出現と地表風収束と水蒸気濃度との関係を調べた。さらに,豪雨の有無の日間の風収束と水蒸気の時間変化を比較した。豪雨域に対応して,地表風の収束は豪雨の数10分前に増加する傾向があった。収束のピークは,豪雨出現の10~30分前に観測され,収束は収束ピーク時まで約30分増加し続けた。豪雨域周辺では,水蒸気濃度指数の増加は収束の増加と一致した。これらの結果から,高密度観測網を用いたこれらのパラメータの経時変化と分布を監視することにより,豪雨の発生を迅速かつ正確に予測することが可能になると思われる。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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中小規模擾乱,降水特性 
引用文献 (16件):
  • Cressman, G. P., 1959: An operational objective analysis system. Mon. Wea. Rev., 87, 367-374.
  • Fujibe, F., K. Sakagami, K. Chubachi, and K. Yamashita, 2002: Surface wind patterns preceding short-time heavy rainfall in Tokyo in the afternoon of midsummer days. Tenki, 49, 395-405 (in Japanese with English abstract).
  • Fujibe, F., H. Togawa, and M. Sakata, 2009: Long-term change and spatial anomaly of warm season afternoon precipitation in Tokyo. SOLA, 5, 17-20.
  • Houze, R. A., Jr., 1993: Cloud Dynamics. Academic Press, 573 pp.
  • Inoue, H. Y., and T. Inoue, 2007: Characteristics of the water-vapor field over the Kanto district associated with summer thunderstorm activities. SOLA, 3, 101-104.
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