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J-GLOBAL ID:201802273742396581   整理番号:18A0229187

紅藻類Digenea simplexの実験培養による窒素吸収とカイニン酸生産

Uptake of nitrogen and production of kainic acid by laboratory culture of the red alga Digenea simplex
著者 (8件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 68-75  発行年: 2018年01月 
JST資料番号: W0962A  ISSN: 1322-0829  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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紅藻類Digenea simplexを様々な培地で培養して,カイニン酸(KA)を生産するための栄養条件を明らかにした。ドモイン酸産生性紅藻Chondria armataと違って,D.simplexは過剰マンガンに非感受性であり,オートクレーブ処理した海水で調製した改良PES培地(mPES,海水+硝酸塩,リン酸塩,鉄,希少金属,ビタミンおよび2-[4-(2-ヒドロキシエチル)-1-ピペラジニル]-エタンスルホン酸)での成長は最良になった(25日間の平均成長率800%)。藻類抽出物の液体クロマトグラフィー-質量分析法により,mPESまたはNP Fe培地(海水+硝酸塩,リン酸塩および鉄)で培養した外植片のKA含量は野生試料のものより幾分高かった(1748~2378μg g-1 vs 1562μg g-1)。プールした外植片から抽出して精製したKAの1H核磁気共鳴スペクトルは,以前に報告されたKAスペクトルと区別できなかった。mPESのNaNO3がNa15NO3で置き換えた溶媒を用いてD. simplexを6週間培養した場合,培養外殖体(培養開始時0.1)における全測定KA(totalKA=213KA+214KA)に対する214KAの比は徐々に2.5まで上がり,このことは,D. simplexが十分な窒素源を利用できる条件下で,その成長に比例してKAを生産することを示している。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  ,  植物栄養 
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引用文献 (27件):

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