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J-GLOBAL ID:201802274407665799   整理番号:18A0117861

気候変化に適応する植物の開花調節機構

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資料名:
巻: 95  号: 12  ページ: 743  発行年: 2017年12月25日 
JST資料番号: G0440B  ISSN: 0919-3758  CODEN: SEKAEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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北海道でおいしい米が生産できるようになったのは寒さへの耐性を持った品種の開発の結果であるが,20世紀後半以降の地球の温暖化により農業の産地が大きく変化している。気候変動下での安定した農業生産体系の構築が必要である。ここでは植物の開花について,その環境に対応した適応について解説した。初めに花成について説明し,日長と温度が花成調節の最重要因子であると述べた。この環境シグナルの検知感知物質として開花遺伝子座T(FT)がコードする蛋白質(フロリゲン)が同定されている事を述べた。これは種を超えて広く保存されており,花成促進因子として機能する事が報告されている。またFTのタイミング調整のための抑制には開花遺伝子座C(FLC)蛋白質が中心的な役割を果たしている事を説明した。環境条件に対応した植物の適応について説明し,植物の環境応答・適応機構の多様性解明により,分子レベルでの植物成長あるいは繁殖制御技術の開発,および地域の気候に適した作物品種の育成が期待される,と結んだ。
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  作物育種一般 
引用文献 (6件):
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