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J-GLOBAL ID:201802275614530728   整理番号:18A0331381

ポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ阻害剤はTCF3HLF陽性白血病細胞における細胞毒性を誘導する【Powered by NICT】

Poly (ADP-ribose) polymerase inhibitors selectively induce cytotoxicity in TCF3-HLF-positive leukemic cells
著者 (10件):
資料名:
巻: 386  ページ: 131-140  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0606B  ISSN: 0304-3835  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ポリ(ADP-リボース)ポリメラーゼ(PARP)はDNA修復機構の不可欠な成分である。PARP阻害剤はBRCA1またはBRCA2の変異を持つ相同組換え修復(HRR)欠損乳癌患者に対する最先端治療として使用されている。,いくつかの血液学的悪性腫瘍を含む,HRRが欠損した他の腫瘍はPARP阻害剤処理のための良好な候補であると予測した。白血病由来細胞株のスクリーニングは,成熟B細胞およびKMT2A(MLL)再編成されたB細胞前駆体から誘導したものを除いて,リンパ系派生白血病細胞系は,PARP阻害剤に対する感受性が比較的高いことが明らかになった。対照的に,RUNX1RUNXT1(AML1 ETO)陽性株を除いて,急性骨髄性白血病細胞株は比較的抵抗性であった。興味深いことに,TCF3(E2A)-HLF陽性白血病たPARP阻害剤に敏感であった。TCF3HLF発現はH RR活性を抑制し,PARP阻害剤処理は合成致死性を誘導することを示唆した。TCF3HLF発現はMCPH1のレベル,BRCA1の発現を調節することを減少させ,HRR活性の低下をもたらした。PARP阻害剤オラパリブはin vivoで異種移植モデルにも有効であった。著者らの結果は,難治性白血病,特にTCF3HLF陽性サブタイプを治療のための新規治療アプローチを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  腫ようの実験的治療  ,  分子遺伝学一般 
物質索引 (1件):
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