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J-GLOBAL ID：201802276618814486   整理番号：18A1892080

新しいアプローチに基づく日本の港湾設計基準のベトナム技術基準への反映方策

A NEW APPROACH TO REFLECT JAPANESE DESIGN STANDARDS TO VIETNAMESE TECHNICAL STANDARDS BASED ON A CUSTOMIZATION CONCEPT

著者 (7件)： 中野敏彦 (国土交通省国土技術政策総合研究所) ,  宮田正史 (国土交通省国土技術政策総合研究所) ,  清宮理 (早稲田大学) ,  菊池喜昭 (東京理科大学) ,  岩波光保 (東京工業大学) ,  下迫健一郎 ((国研)海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所) ,  鈴木高二朗 ((国研)海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 74  号： 2  ページ： I_312-I_317(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 旺盛な需要が見込まれる開発途上国のインフラ整備に対応して,インフラの品質を確保し,日本のインフラ輸出に寄与するため,技術基準の整備が重要である.一方,日本の港湾設計基準は,国内基準の進化により途上国で求められる技術水準や自然条件との相違が大きくなる傾向にあり,そのままでは途上国での適用・普及が難しくなっている.このため,日本の港湾設計基準を相手国の自然条件等の事情に合わせて調整した上で,相手国の基準として利用してもらうという新しいアプローチが重要である. 本研究では,日本とベトナムとの間で行われたベトナムの港湾の新しい国家技術基準の共同策定を通じて得られた知見から,設計において重要となる設計条件の設定方法について,潮位,波浪,地盤,耐震設計等の相違点とその調整方法と課題について論じる.(著者抄録)

シソーラス用語： 構造物 ,  港湾施設 ,  *設計基準 ,  ベトナム社会主義共和国 ,  テクノロジートランスファ ,  *技術基準 ,  条件 ,  整備 ,  *発展途上国
準シソーラス用語： *ベトナム ,  *技術移転 ,  *港湾構造物 ,  社会基盤整備 ,  設計条件

著者キーワード (5件)： port and harbor facilities ,  design standard ,  Vietnam ,  developing countries ,  technology transfer

分類 (1件)： 港湾施設,港湾工事  (RC15020H)

引用文献 (6件)：

• 1) 運輸省港湾局監修:港湾の施設の技術上の基準・同解説,(社)日本港湾協会,1999.
• 2) 国土交通省港湾局監修:港湾の施設の技術上の基準・同解説,(社)日本港湾協会,2007.
• 3) 国土交通省港湾局・国土技術政策総合研究所・港湾空港技術研究所編:Technical Standards and Commentaries for Port and Harbour Facilities in Japan, OCDI, 2002.
• 4) 国土交通省港湾局・国土技術政策総合研究所・港湾空港技術研究所:Technical Standards and Commentaries for Port and Harbour Facilities in Japan, OCDI, 2009.
• 5) 中野敏彦・宮田正史:港湾分野における技術基準類の国際展開方策に関する検討(その3)~港湾設計・施工基準のベトナム国家基準への反映に向けた取り組みを事例として~,国土技術政策総合研究所資料,No. 915, 2016.

タイトルに関連する用語 (6件)： 日本 ,  港湾 ,  設計基準 ,  ベトナム ,  技術基準 ,  方策