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J-GLOBAL ID：201802276660236914   整理番号：18A0665787

気中単発放電における材料除去過程の観察

Observation of Material Removal Process by Single Pulse Discharge in Air

著者 (4件)： 谷貴幸 (筑波技大) ,  辻田容希 (筑波技大) ,  後藤啓光 (筑波技大) ,  毛利尚武
資料名： 電気加工学会誌  (Journal of the Japan Society of Electrical Machining Engineers)
巻： 52  号： 129  ページ： 31-37  発行年： 2018年03月31日 
JST資料番号： F0520B  ISSN： 0387-754X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電気放電加工(EDM)は高精度加工を行うのに使用されるが,材料除去速度は低い。この見地から,EDM法で材料を除去するプロセスを理解することは非常に重要である。本研究では,単一パルス放電により加工された工作物の状態を高倍率レンズを備えた高速度カメラにより観察した。材料の挙動を容易に観察可能にするために,空気中の針電極から放出された長期間のパルスの加工条件を選択した。発光としてレーザビームにより特定波長のみを通過させる帯域通過フィルタを用いた観測システムを構築した。結果として,放電中の工作物の挙動をプラズマ発光の影響を受けずに観察できた。複数の爆発は単一パルス放電期間中に工作物の正極側に断続的に発生することを観察した。その結果,狭領域で重複する小さなクレータを観察した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *気体放電 ,  除去 ,  *放電加工 ,  パルス放電 ,  スペースデブリ ,  溶融金属 ,  ごみ ,  クレータ
準シソーラス用語： *気中放電 ,  材料除去 ,  *気中単発放電

分類 (2件)： 特殊加工  (QC04000Y) ,  気体放電  (BJ03020T)

引用文献 (8件)：

• 1) 齋藤長男:放電加工のしくみと100%活用法,技術評論社,(1979)p.17.
• 2) 北村朋生,国枝正典:透明体電極を用いた放電加工極間現象の直接観察,精密工学会誌,Vol.81, No.11 (2015) pp.983-986.
• 3) 楊暁冬,韓笑,国枝正典:分子動力学を用いた放電加工の除去メカニズムの解明,電気加工技術,Vol.37, No.116 (2013) pp.25-37.
• 4) 草深友佑,早川伸哉,糸魚川文広,中村隆:放電加工の放電点における溶融金属除去の直接観察,電気加工学会全国大会(2013)講演論文集,pp.3-6.
• 5) 小島彰,国枝正典:放電加工におけるアーク柱の膨張速度,2006 年度精密工学会秋季大会学術講演会講演論文集,pp.671-672

タイトルに関連する用語 (4件)： 気 ,  放電 ,  除去過程 ,  観察