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J-GLOBAL ID:201802277091346560   整理番号:18A0804925

ネコにおけるオキシトシン受容体遺伝子に隣接するマイクロサテライト多型:人格との関連【JST・京大機械翻訳】

Microsatellite Polymorphisms Adjacent to the Oxytocin Receptor Gene in Domestic Cats: Association with Personality?
著者 (12件):
資料名:
巻:ページ: 2165  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7096A  ISSN: 1664-1078  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ヒト及び非ヒト動物におけるオキシトシン系を調べ,いくつかの種における結合系,社会的挙動及び人格に関連するオキシトシン受容体遺伝子(OXTR)における重要な遺伝的多型性を見出した。OXTRにおける一塩基多型は種々の種において良く調べられているが,OXTRに隣接するマイクロサテライト(または短い縦列反復)はほとんど研究されておらず,遺伝子転写および翻訳において遺伝子の近くのマイクロサテライト多型が役割を果たしている可能性があるといういくつかの示唆にもかかわらず,ほとんど研究されていない。本研究では,国内ネコ(Felis catus)におけるOXTRの上流,イントロンおよび下流領域におけるマイクロサテライトを調査した。10の領域のうち5つを増幅することに成功し,これらの5つの領域を多形と認識した。著者らは,日本(n=100)の雑種ネコと10の純粋品種(n=40)のネコの間のこれらの5つの領域における対立遺伝子頻度を比較した。すべてのマイクロサテライト領域において,2つの個体群間の対立遺伝子頻度に有意差があった。さらに,モングリルネコの所有者は包括的な人格アンケートを回答し,因子分析は4つの因子(開放性,友人性,経路性,および神経性)を抽出した。著者らは,マイクロサテライト遺伝子型,年齢,性,神経状態,および人格スコアの間の関連性を調べた。それらの対応物と比較して,より若いネコは,オープン性に関してより高いスコアを示して,雄のネコは,友人に関してより高いスコアを示して,女性と神経を持つネコは,Roughnessに関してより高いスコアを示した。サンプルを対立遺伝子の長さに依存して3つのグループに分割したとき,著者らはFriendessとMS3の間にわずかに有意な関係を見出した。さらに,著者らは,Friendessに及ぼすMS4における遺伝子型の性仲介効果を見出し,雌と雄に異なる影響をもたらした。これらの結果から,雑種ネコは純粋飼育ネコよりもMS3およびMS4において長い対立遺伝子を有し,それらのネコはFriendessにおいて高いスコアを示す傾向があり,以前の知見を支持していることが分かった。しかしながら,明らかに異なる起源または人格を有する純粋なネコの間の比較のような将来の研究は,OXTRにおける遺伝的変異体の人格との関連を決定するために必要である。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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分子遺伝学一般  ,  遺伝子の構造と化学 
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