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J-GLOBAL ID：201802279375097380   整理番号：18A1334338

2つの同一ボルト固定Langevin型トランスデューサとステップホーンを含む高出力圧電変圧器の安定運転

Stable operation of a high-power piezoelectric transformer comprising two identical bolt-clamped Langevin-type transducers and a stepped horn

著者 (3件)： ADACHI Kazunari (Yamagata Univ., Yamagata, JPN) ,  SUZUKI Kohei (Yamagata Univ., Yamagata, JPN) ,  SHIBAMATA Yuki (Yamagata Univ., Yamagata, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 57  号： 6  ページ： 066701.1-066701.7  発行年： 2018年06月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは,以前に,二つの同一ボルト固定Langevin型変換器(BLT)と断面面積比が指定されたステップアップ電圧変換比を決定する階段状ホーンから成る100W圧電トランスを開発した。従来の圧電変圧器とは異なり,この変圧器はその機械的共振の近くの周波数で駆動され,機械的エネルギー損失なしに明確に同定された振動ノードで機械的に強固に機械的に保持された。しかし,変圧器の高出力運転は,TakahashiとHirose[Jpn. J. Appl. Phys. 31, 3055 (1992)]により最初に見出された「跳躍と落下」現象により,しばしば非常に不安定になることが明らかになった。この不安定性を避けるために,特異な現象を調べ,それらが機械的共鳴近傍の低インピーダンス電圧源により駆動される変圧器の一次側のBLTの圧電セラミックディスク内部の激しく歪んだ電場に起因することを見出した。得られた電場の濃度は,振動の各半周期における圧電分極の局所反転,すなわち不安定性をもたらした。その結果,このタイプの圧電トランスの定常高出力動作のためのスキームを開発し,その妥当性を実験的に調べた。この方法は,変圧器の線形性と電力伝達効率を著しく改善した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *変換器 ,  *変圧器 ,  共振 ,  運動エネルギー ,  *圧電セラミック ,  電力効率 ,  ホーン ,  機械共振 ,  力学的エネルギー ,  エネルギー ,  力学量
準シソーラス用語： *トランスデューサ ,  *圧電変圧器 ,  機械的エネルギー ,  電力伝達効率

分類 (2件)： 変圧器  (NB08020Q) ,  圧電気,焦電気,エレクトレット  (BM05040M)

引用文献 (29件)：

• S. Ueha and E. Mori, Nippon Onkyo Gakkaishi 34, 635 (1978) [in Japanese].
• S. Ueha and E. Mori, Nippon Onkyo Gakkaishi 35, 469 (1979) [in Japanese].
• K. Suzuki, K. Adachi, Y. Shibamata, and T. Suzuki, Jpn. J. Appl. Phys. 55, 086702 (2016).
• K. Adachi, T. Konno, and S. Kosugi, Jpn. J. Appl. Phys. 54, 067301 (2015).
• C. A. Rosen, Ph.D. Thesis, Syracuse University, New York (1956).

タイトルに関連する用語 (4件)： トランスデューサ ,  ホーン ,  高出力 ,  圧電変圧器