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J-GLOBAL ID：201802279440943877   整理番号：18A0956400

標準測定法を用いたPM_2.5自動測定機の測定値の検証

著者 (5件)： 長谷川就一 (埼玉県環境科学国際セ) ,  山神真紀子 (名古屋市環境科学調査セ) ,  鈴木義浩 (川崎市環境総合研) ,  熊谷貴美代 (群馬県衛生環境研) ,  西村理恵 (大阪府環境農林水産総合研)
資料名： 季刊全国環境研会誌(Web)  (Journal of Environmental Laboratories Association (Web))
巻： 43  号： 1  ページ： 40-46 (WEB ONLY)  発行年： 2018年03月26日 
JST資料番号： U0860A  ISSN： 2424-1083  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大気汚染常時監視測定局における5機種(7台)のPM_2.5自動測定機に対して,夏季と冬季に標準測定法と同様の方法でフィルターへの12時間捕集(一部は6時間捕集)を行い,自動測定機による測定値を検証した。その結果,機種,季節,昼・夜,濃度範囲によって標準測定法との差があるケースが存在した。中でも顕著だったのは夏季におけるFH62C14であり,標準測定法に比べて昼に高く夜に低い傾向が明確にみられた。こうしたケースでは,1時間値についても同じ方向への偏りがあることが推測されるため,1時間値のデータを利用する際には留意する必要があると考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： 粒状物汚染 ,  *PM2.5 ,  公害計測 ,  *自動計測 ,  夏 ,  季節的変動 ,  個性 ,  日変化 ,  濃度依存性 ,  検証 ,  冬 ,  標準 ,  大気測定 ,  大気汚染調査 ,  コミッショニング ,  分析 ,  試験
準シソーラス用語： 大気質試験 ,  大気汚染測定 ,  機種差 ,  性能検証

分類 (1件)： 粒状物調査測定  (SB03060E)

引用文献 (6件)：

• 環境省水・大気環境局:環境大気常時監視マニュアル 第6版,2010
• 板野泰之,山神真紀子,長谷川就一,田子博,長田健太郎,鈴木義浩,秋山雅行,山川和彦,菅田誠治: PM_2.5自動測定機の維持管理のための空試験データの活用.大気環境学会誌,51,190-195,2016
• 高橋克行,吉村有史,船越吾朗,井形瑛梨:環境省のPM_2.5の1時間値測定精度検証に関する取組みについて.第58回大気環境学会年会講演要旨集,184-185,2017
• 村島淑子,桜井博:PM_2.5自動測定機の1時間平均値に対する人工粒子を用いた精度試験法の提案とその有効性の検証.第58回大気環境学会年会講演要旨集, 188-189,2017
• 伏見暁洋,田邊潔,高橋克行,高見昭憲:PM_2.5の正確な1時間値モニタリング法開発(1)乾燥方法の検討.第57回大気環境学会年会講演要旨集,335,2016

タイトルに関連する用語 (5件)： 標準 ,  測定法 ,  自動測定 ,  測定値 ,  検証