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J-GLOBAL ID:201802279665310894   整理番号:18A0422399

ELISAによる酪農副産物中のラクトアドヘリン濃度の測定:熱処理と加水分解の影響【Powered by NICT】

Determination of lactadherin concentration in dairy by-products by ELISA: Effect of heat treatment and hydrolysis
著者 (6件):
資料名:
巻: 101  号:ページ: 912-923  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ラクタドヘリンはいくつかの起因生物活性を持つ乳脂肪球膜の末梢糖蛋白質である。本研究では,ウサギポリクローナル抗血清を用いてラクトアドヘリン濃度を決定するための間接競合ELISAを開発した。ELISAを適用したいくつかの酪農副産物中のラクトアドヘリンを定量化した。試験した製品のうち,生乳及び市販バターミルクはラクトアドヘリン(生成物のそれぞれ,6.79及び5.27mg/g)の最も高濃度で,ついで市販バター血清(4.86 mg/g),市販脱脂乳(4.84 mg/g),生ホエー(1.20 mg/g)であった。それらは異なる技術的処理を行った後の免疫反応性ラクトアドヘリンの濃度も酪農副産物中で決定した。原料製品は,酪農産業で典型的に用いられる温度と時間の組合せで熱処理した,そして市販の生成物は3種類の蛋白質分解酵素調製物を用いて加水分解した。ホエーとバターミルクの熱処理は,ELISA及び電気泳動により決定された加水分解よりもラクトアドヘリン濃度の小さい減少をもたらした。長時間の高温では,ラクトアドヘリンの損失はバターミルクよりもホエーで高く,60分間72°Cでのホエーを処理後約48%の最大減少を示した。蛋白質分解酵素を用いた市販製品の加水分解は,処理の最初の5分以内に免疫反応性の顕著な減少,その後加水分解の4時間を通じて一定した。これらの結果は,乳脂肪処理からの酪農副産物はラクトアドヘリンの良好な自然源であることを示し,技術的プロセスを考慮しなければならないが,それらはラクトアドヘリン含有量に対して異なる影響を持つからである。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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乳製品  ,  牛  ,  食品蛋白質 
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