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J-GLOBAL ID:201802281204719740   整理番号:18A1011255

PCR法及び制限消化法の組合せを用いたDinophysis属とPhalacroma属に属する海洋渦鞭毛虫類からの被食者DNA検出のための効果的方法

An effective method for detecting prey DNA from marine dinoflagellates belonging to the genera Dinophysis and Phalacroma using a combination of PCR and restriction digestion techniques
著者 (6件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 90-94(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: L3253B  ISSN: 1880-8247  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Dinophysis and Phalacromaに属する海洋渦鞭毛虫類はプランクトン性繊毛虫類に対する混合栄養性または従属栄養性の活発な摂食としての報告がある。しかしながらPhalacroma mitraにより捕食される繊毛虫類の同定について利用できる情報には限界がある。これら2種に属する渦鞭毛虫類の被食者DNA検出に効果的な方法を導入した。食胞を有するP.mitraの細胞3種を天然海水から分離し,食胞内の被食者DNAを分析した。ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)に基づく増幅後,Dinophysis及びPhalacromaに特異的な制限酵素を用いて被食者DNAを濃縮した。遺伝子クローニングは未消化PCR産物が渦鞭毛虫類,クリプト植物門及び放散虫類だけでなく,繊毛虫類(Euplotes sp.,Mesodinium rubrum,Spirostrombidium sp.など)のDNAを含むことを明らかにした。これらの結果はP.mitraの被食者多様性が追跡できることを意味する。さらに本方法はプランクトン生態系における食物網への新たな洞察を明らかにする有益なデータを提供できるものである。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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プランクトン  ,  異種生物間相互作用 
引用文献 (12件):
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