抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・電気インピーダンスにより鮮魚の脂質含量を計測するFish Analyser(大和製衡発売)を用いて,沖合底びき網漁業によって漁獲されたムシガレイの電気インピーダンスを計測し,その鮮度をK値や硬直指数,破断強度として推定することが可能かを検討。
・インピーダンス値は試験開始時(漁獲後24時間)より時間とともに減少,漁獲後48時間目にかけてK値が概ね20に達する時点までの減少が大きく,その後の変化は緩やか,低い周波数におけるインピーダンス値の変化の方が,高い周波数よりも大。
・即殺後の無眼側インピーダンス値は硬直の進行に伴い緩やかに上昇,インピーダンス比(2kHz/100kHz)も同様の推移を示し,概ね完全硬直に達するころに値の上昇が停止。
・完全硬直前であれば硬直指数とインピーダンス比に強い相関があり,完全硬直後も多変量解析による検量線の作成でロット単位であればK値推定が可能。