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J-GLOBAL ID：201602226052769397   整理番号：16A1327779

インピーダンスを用いたブリおよびマアジの脂肪量の非破壊測定

著者 (8件)： 久保久美子 (長崎県総合水産試験場) ,  久保久美子 (長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科) ,  松本欣弘 (長崎県総合水産試験場) ,  桑原浩一 (長崎県総合水産試験場) ,  岡部修一 (大和製衡株式会社) ,  谷山茂人 (長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科) ,  橘勝康 (長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科) ,  村田昌一 (長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科)
資料名： 日本水産学会誌
巻： 82  号： 5  ページ： 743-752(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： F0898A  ISSN： 0021-5392  CODEN： NSUGAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： インピーダンス(電気抵抗)を用いて非破壊で鮮魚の脂肪量を推定する機器開発を目指した。周波数には5, 20, 50, 100 kHzを用いた。どの周波数でも死後の経過時間により電気抵抗は変動したが,100 kHzの電気抵抗と脂肪量との相関が高かった。温度変化により電気抵抗の変動を確認し,魚体サイズに応じた電極幅にすることで精度の向上が図られたため,脂肪量推定には魚体温と取上げからの経過時間を統一し,魚体サイズに応じた電極幅にすることで脂肪量を推定できると考えられた。(著者抄録)

シソーラス用語： *インピーダンス ,  ブリ ,  マアジ ,  *非破壊測定 ,  *脂肪組織 ,  *魚肉 ,  食品分析 ,  温度変動
準シソーラス用語： *脂肪量 ,  *鮮魚 ,  温度変化

著者キーワード (5件)： インピーダンス ,  温度 ,  脂肪量 ,  鮮度 ,  非破壊測定

分類 (2件)： 動物性水産食品  (FJ13020C) ,  食品の分析  (FJ01030U)

引用文献 (24件)：

• 1) 岡本 昭,濱田友貴,三浦勝貴,野中 健,桑原浩一,大迫一史,三嶋敏雄,橘 勝康.養殖イサキの死後変化に及ぼす刺殺条件と保存温度の影響.日本水産学会誌 2006; 72: 918-923.
• 2) 原田和弘.日本海西部沖合底びき網漁獲物における急速冷却の鮮度保持効果.日本水産学会誌 2006; 72: 440-446.
• 3) 井岡 久.トレーサビリティシステムを活用した地域水産物のブランド化について.日本水産学会誌 2006; 72: 972-973.
• 4) 久保久美子,古賀恵実,松本欣弘,桑原浩一.簡易測定器による非破壊での養殖クロマグロ肉の脂肪量推定の可能性.長崎県水産試験場研究報告 2014; 40: 21-27.
• 5) 清川智之,井岡 久.ポータブル型近赤外分光分析装置によるマアジ,アカムツ脂質含有量の非破壊測定とその活用事例.島根県水産技術センター研究報告 2007; 11-17.

タイトルに関連する用語 (5件)： インピーダンス ,  ブリ ,  マアジ ,  脂肪量 ,  非破壊測定