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J-GLOBAL ID：201802285159098549   整理番号：18A0698251

曲率中心を用いた自転車走行状況の数値化とスラロームコースへの適応

著者 (2件)： 高橋遼一 (同志社大 大学院理工学研究科) ,  金田重郎 (同志社大 大学院理工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 465(KBSE2017 39-63)  ページ： 37-42  発行年： 2018年02月22日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自転車は身近な交通手段であり,幅広い年代,用途で利用されている。走行の際はバランスを取り続ける必要があるが,この操作を物理的に説明することは非常に困難であり,それゆえか,自転車の技術的評価を数値化する手法は少ない。本稿はこの自転車の技術的要素を数値化できないかという問題意識のもと,安定性に着目した数値化手法を提案する。すでに存在する走行の可視化手法を参考に,曲率中心の分布をとり,理想的な分布との差分を数値化する。これにより,個人の運転の安定性について,数値化することができた。また,本論で実施した,実験コースごとの結果を比較したところ,自転車の進行方向上の前後の間隔のランダムな変化が,自転車の安定性を損ねやすいという考察を得た。(著者抄録)

シソーラス用語： *走行 ,  *自転車 ,  *曲率 ,  中心 ,  可視化 ,  軌跡 ,  *数値解析 ,  安定性 ,  *差分法 ,  実験 ,  分布 ,  交通機関 ,  自転車交通
準シソーラス用語： 数値化 ,  自転車走行 ,  曲率中心 ,  被験者実験 ,  V字型分布 ,  交通手段

分類 (2件)： 数値計算  (JE02000J) ,  交通調査  (TB01031B)

引用文献 (6件)：

• R. Takahashi, K. Miki, and S. Kaneda, ′′Visualization Method using Probe Bicycle to Analyze Bicycle Rider's Control Behavior,′′ Computer Software and Applications Conference (COMPSAC) 2017 IEEE 41st Annual, vol. 2, pp. 360-365, 2017.
• (株)ブリヂストン,ブリヂストンサイクル(株),公開特許公報,特開2013-252779,「自転車,重心計測システム,および重心計測方法」,2013年12月19日公開
• (株)ブリヂストン,ブリヂストンサイクル(株),公開特許公報,特開2014-84033,「安定性評価システム,及び安定性評価方法」,2014年5月12日公開
• (株)ブリヂストン,ブリヂストンサイクル(株),公開特許公報,特開2012-185018,「自転車操縦性評価方法及び自転車操縦性評価装置」,2012年9月27日公開
• S. M. Cain , J. A. Ashton-Miller, N. C. Perkins, ′′On the Skill of Balancing While Riding a Bicycle′′, PLOS ONE, February 24, 2016

タイトルに関連する用語 (4件)： 自転車 ,  走行状況 ,  数値化 ,  適応