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J-GLOBAL ID：201802285272297664   整理番号：18A1366663

気象レーダー60年の歩みと将来展望 第1章 メーカーにおける気象レーダーの開発

著者 (8件)： 長屋勝博 (日本無線) ,  浜津享助 ,  松田知也 ,  和田将一 ,  高木敏明 ,  武地美明 ,  大石哲 ,  中北英一
資料名： 気象研究ノート
号： 237  ページ： 1-37  発行年： 2018年07月20日 
JST資料番号： G0121A  ISSN： 0387-5369  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・気象レーダの開発,製作に取り組んでいる各メーカーによる,技術の発展を回顧し以下を紹介。
・日本無線(株)については,戦後から60年間,社内の気象レーダの開発,製作の技術的変遷を述べ,気象研究所の実験機から大阪管区気象台の現業1号機等。
・三菱電機(株)については,気象レーダ製作の歴史を述べ,デジタル化に伴うドップラーレーダ,レーダ雨量計,二重偏波レーダ,雷観測レーダ,ミリ波レーダの開発推移。
・東芝(株)については,気象レーダの進歩を述べ,定性観測,定量観測の時代を経て現在の二重偏波,MPレーダによる多要素観測に至るまでの経緯。
・今後の高速・多地点協調観測についても紹介。
・古野電気(株)については,船舶用の小型Xバンド気象レーダによるマルチレーダシステムを紹介。

シソーラス用語： *気象レーダ ,  *私企業 ,  生産者 ,  *技術史 ,  Dopplerレーダ ,  雨量計 ,  雷観測 ,  移動通信
準シソーラス用語： MPレーダ ,  Xバンドレーダ ,  ミリ波レーダ ,  レーダ雨量計 ,  二重偏波レーダ ,  次世代気象レーダ ,  多地点協調

分類 (1件)： 気象学一般  (DC05010D)

引用文献 (39件)：

• 藤井英雄,1954:台風とレーダー.無線弘報,35, 8.
• 藤原美幸,1957:レーダーの水気象への利用についてシンポジウム(概要).天気,4,379-382.
• Fujiwara, M., 1965: Raindrop-size Distribution from Individual Storms. J. Atmos. Sci., 22, 585-591.
• 深見和彦,土屋修一,山地秀幸,2016:レーダー雨量計開発開始から50年の歩み(特集レーダー雨量計開発のあゆみ).河川,72(9),17-21.
• Imai. I., M. Fujiwara, I. Ichimura and Y. Toyama, 1955: Radar Reflectivity of Falling Snow. Papers in Meteorology and Geophysics, 6, 130-139.

タイトルに関連する用語 (4件)： 気象レーダー ,  将来展望 ,  メーカー ,  開発