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J-GLOBAL ID:201802285424519957   整理番号:18A0288872

EWSR1 ATF1融合遺伝子を有する明細胞性歯原性癌細胞株の樹立と特性化【Powered by NICT】

Establishment and characterization of a clear cell odontogenic carcinoma cell line with EWSR1-ATF1 fusion gene
著者 (22件):
資料名:
巻: 69  ページ: 46-55  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1166A  ISSN: 1368-8375  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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明細胞性歯原性癌(CCOC)は,空胞化と明細胞のシートと小葉を特徴とする稀な悪性歯原性腫瘍(MOT)である。CCOCの生物学を理解するために,遠隔転移を伴う下顎腫瘍からEWSR1 ATF1融合遺伝子を有する新しい細胞株,CCOC T,を確立し,この細胞系を特性化した。EWSR1 ATF1融合遺伝子を検出するために,RT-PCRとFISH分析による三CCOC例,本症例を含めて,を使用した。は細胞増殖,浸潤および歯原性因子と骨関連因子の発現を調べることにより確立されたCCOC T細胞を特性化した。CCOC T細胞の遺伝子発現プロファイルをマイクロアレイ分析により検討した。組織学的に,原発性腫瘍は線維性隔壁によって分離された明確なとsquamoid細胞を含むコードと巣から成っていた。さらに,柵状末梢細胞とエナメル上皮しゅ様島が観察され,可能性のある歯原性起源を示した。本腫瘍は融合遺伝子EWSR1 ATF1,硝子化明細胞癌(HCCC)の病因とCCOCの可能性の基礎をなすを発現した。HCCCで報告されたものと同じであることEWSR1 ATF1融合におけるブレークポイントを見出した。確立されたCCOC T細胞は非常にゆっくり成長したが,細胞は高度侵襲性活性を示した。CCOC T細胞は骨関連分子,歯原性因子および上皮間葉移行(EMT)関連分子を発現した。著者らの知識の及ぶ限りでは,これはCCOC細胞系の確立に関する最初の報告である。CCOC T細胞はMOTの病因と性質を理解するために有用なin vitroモデルとして役立つ。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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遺伝子発現 

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