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J-GLOBAL ID：201802285455669040   整理番号：18A0642677

未来を化学の力で元気にする元素ブロック材料 4 高分子量化・高立体規則化によって生まれるポリチオフェンの新たな側面 新奇から新規な高分子材料へ

著者 (2件)： 西野孝 (神戸大 大学院工学研究科) ,  森敦紀 (神戸大 大学院工学研究科)
資料名： 化学と工業  (Chemistry & Chemical Industry)
巻： 71  号： 4  ページ： 326-328  発行年： 2018年04月01日 
JST資料番号： F0107A  ISSN： 0022-7684  CODEN： KAKTAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 元素ブロック高分子としてポリチオフェンを取り上げ,高分子量化(~80万),高立体規則化を図ることで自立フィルムが得られた。それによって,従来知られている導電性高分子としてだけでなく,高力学物性,高撥水性を示し,側鎖を変えることで生まれる無極性溶媒溶解性,柔軟性といった新たな側面を紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： ポリチオフェン類 ,  硫黄複素環化合物 ,  *ポリヘキシルチオフェン ,  *立体特異性重合 ,  *立体規則性 ,  高分子鎖 ,  立体配置 ,  化学酸化重合 ,  重合触媒 ,  側鎖 ,  ニッケル触媒 ,  ホスフィン錯体 ,  クロロ錯体 ,  塩化鉄 ,  応力歪特性 ,  応力歪曲線 ,  プラスチックフィルム ,  高分子薄膜 ,  高分子半導体 ,  結晶性高分子 ,  結晶構造解析 ,  結晶構造 ,  伸び ,  破壊力学 ,  破断 ,  分子配向 ,  交差カップリング反応 ,  パラジウム触媒 ,  カルベン錯体 ,  表面性状 ,  破断伸び ,  チオフェン類 ,  塩化鉄(II) ,  特性 ,  曲線 ,  線 ,  芳香族化合物 ,  有機リン化合物
準シソーラス用語： *P3HT【重合体】 ,  チオフェン誘導体 ,  二塩化鉄

分類 (4件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  高分子固体の力学的性質  (CG02023D) ,  重合触媒,重合開始剤  (CG04070V) ,  重合反応一般  (CG04010H)

物質索引 (6件)： 2-ブロモ-3-メチルチオフェン ,  dppe ,  トリフェニルホスフィン ,  2-ブロモ-3-[4-(1,1,3,3,3-ペンタメチルプロパンジシロキサン-1-イル)ブチル]チオフェン ,  (2,2,6,6-テトラメチルピペリジノ)マグネシウムクロリド ,  1,3-ビス(2,6-ジイソプロピルフェニル)-4-イミダゾリン

引用文献 (10件)：

• Y. Chujo, K. Tanaka, Bull. Chem. Soc. Jpn. 2015, 88, 633.
• J. Roncali, Chem. Rev. 1992, 92, 711.
• J. S. Kim, J. H. Kim, W. Lee, H. Yu, H. J. Kim, I. Song, M. Shin, J. H. Oh, U. Jeong, T. S. Kim, B. J. Kim, Macromolecules 2015, 48, 4339.
• R. Sugimoto, S. Takeda, H. B. Gu, K. Yoshino, Chem. Express 1986, 1, 635.
• T. Chen, R. D. Rieke, J. Am. Chem. Soc. 1992, 114, 10087.

タイトルに関連する用語 (9件)： 未来 ,  化学 ,  力 ,  元素 ,  高分子量 ,  立体 ,  規則化 ,  ポリチオフェン ,  高分子材料