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J-GLOBAL ID:201802285612473864   整理番号:18A1758373

グリコール-リグニンを用いるFRP製造における熱塩基発生剤の効果

Effect of Thermal Base Generators on the FRP Fabrication with Glycol-Lignin
著者 (9件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 101-106(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: L0202A  ISSN: 0914-9244  CODEN: JSTEEW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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リグニンは,針葉樹に最大で30重量%まで含まれる天然資源の1つであるが,セルロースの広い利用とは対照的に,現在まで有用な材料として利用されて来なかった。最近,オリゴエチレングリコールによるリグニンの改質により,種々の溶媒に可溶な「グリコール-リグニン」が得られ,実用的利用への道が開けることが分かった。利用の1つは,エポキシ樹脂と触媒としてのDBUの組み合わせによるFRPマトリックスへの応用である。しかしながら,溶融と混合のために約100°Cで加熱しなければならないため,重合が加工前に始まり,プレポリマが硬化するという問題がある。したがって,100°C以下では不活性であるが,100°C以上で活性になるような触媒が望ましい。著者らは,エポキシドの強塩基性開始剤としてのDBUを,テトラフェニルほう酸塩,フェノール樹脂またはフタル酸エステルのような種々の酸を用いて中和することによって調製した熱塩基発生剤を開発した。DBU塩は100°C以下で不活性であるが,それらは160°C以上の熱処理での加熱において遊離塩基を生成し,エポキシドの硬化を開始する。塩基発生温度は,熱塩基発生剤の対カチオンのpKaに依存することが分かり,ハイブリッド材料の硬度は鉛筆硬度測定により6Hの硬さに達した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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その他の高分子の反応  ,  重合触媒,重合開始剤  ,  木材化学 
引用文献 (7件):
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