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J-GLOBAL ID：201802285626768305   整理番号：18A1236802

洋上中継器(ASV)の開発

Development of Autonomous Surface Vehicle

著者 (15件)： 百留忠洋 (国立研究開発法人海洋研究開発機構) ,  吉田弘 (国立研究開発法人海洋研究開発機構) ,  澤隆雄 (国立研究開発法人海洋研究開発機構) ,  中野善之 (国立研究開発法人海洋研究開発機構) ,  渡邊佳孝 (国立研究開発法人海洋研究開発機構) ,  福田達也 (国立研究開発法人海洋研究開発機構) ,  中谷武志 (国立研究開発法人海洋研究開発機構) ,  松本宙 (国立研究開発法人海洋研究開発機構) ,  菅良太郎 (国立研究開発法人海洋研究開発機構) ,  依田貴志 (国立研究開発法人海洋研究開発機構) ,  山内由章 (三菱重工業株式会社) ,  奥田幸人 (三菱重工業株式会社) ,  江口和樹 (三菱重工業株式会社) ,  黒岩良太 (三菱重工業株式会社) ,  森英男 (三菱重工業株式会社)
資料名： 日本ロボット学会誌  (ロボ學)
巻： 36  号： 4  ページ： 286-293(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： Y0482A  ISSN： 0289-1824  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： JAMSTECは,海底鉱物資源の科学的調査のために自律型無人探査機(AUV)を運営している。従来,1台の支援船が1回の操作で複数のAUVを追跡することは,困難である。しかし,一つのAUVが大きなターゲット面積を調査するには長い時間を必要とする。この問題を解決するために,JAMSTECは,三菱重工業社(MHI)と共に,自律型洋上中継器(ASV)を開発した。支援船の代わりにASVは,自律的にAUVを追跡し,その進行状況を監視することで複数のAUVの同時操作が可能になり,一定時間内により大きなターゲット領域の調査を可能にした。ASVの重要な役割は,その水中通信距離が非常に小さいため,水中通信と空中通信を中継することであった。ASVは,自律的にAUVを追跡して音響通信を維持し,電波を用いてAUV情報を支援船に送信した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *中継装置 ,  *自律ロボット ,  深海潜水艇 ,  潜水調査船 ,  探査 ,  *海洋ロボット ,  行政機関 ,  海洋開発 ,  水中通信 ,  音波通信 ,  鉱物資源 ,  電波 ,  *海上
準シソーラス用語： AUV ,  JAMSTEC ,  無人探査機 ,  洋上

著者キーワード (3件)： 自律表面車両 ,  複数のAUVS運転 ,  鉱物資源調査

分類 (2件)： 海洋開発用機器  (QE05010W) ,  ロボットの運動・制御  (IC04012J)

引用文献 (7件)：

• 1) T. Aoki, S. Tsukioka, et al.: “Advanced Technologies for Cruising AUV URASHIMA,” International Journal of Offshore and Polar Engineering, vol.18, no.2, pp.81-90, 2008.
• 2) 次世代海洋資源調査技術(海のジパング計画),内閣府,2015.
• 3) R.R. Williams: Design and Experimental Evaluation of an Autonomous Surface Craft to support AUV Operations. Massachusetts Institute of Technology, 2007.
• 4) 鈴木,須藤,ほか:“USVを経由してUUVからソーナー画像をリアルタイムデータ伝送する試験”,IHI技法,vol.56, no.1, pp.34-40, 2016.
• 5) 元良:船体運動力学(電子訂正版).日本船舶海洋工学会,2007.

タイトルに関連する用語 (4件)： 洋上 ,  中継器 ,  ASV ,  開発