文献
J-GLOBAL ID:201802287343646239   整理番号:18A0464792

神経膠芽腫における新規融合遺伝子H MGA2EGFRの同定【Powered by NICT】

Identification of a novel fusion gene HMGA2-EGFR in glioblastoma
著者 (20件):
資料名:
巻: 142  号:ページ: 1627-1639  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0267B  ISSN: 0020-7136  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
神経膠芽腫は腫瘍の最も悪性形の一つである,効果的な標的療法は見出されていない。癌ゲノムアトラスは神経膠芽腫における融合遺伝子のリストを提供しているが,神経膠芽腫の進行におけるそれらの役割はほとんど知られていない。新規融合遺伝子を探索するために,TGS01種のヒト神経膠腫開始細胞からRNA-seqデータを得て,新しい融合遺伝子(HMGA2 EGFR)を同定し,上皮成長因子受容体(EGFR)のC末端領域に融合した高移動度群AT-フック蛋白質2(HMGA2)のN末端領域を含む蛋白質,EGFRの膜貫通及びキナーゼドメインを保持することをコードしていた。この融合遺伝子産物は細胞培養およびin vivoでの形質転換能と高い腫りゅう形成能を示した。機構的に,HMGA2EGFRはEGFRvIII,原発性神経膠芽腫中に一般的に見いだされることをEGFR遺伝子のフレーム内エキソン欠失製品よりもリン酸化STAT5Bのより高いレベルを誘導した。HMGA2EGFRの強制発現は,U87MGヒト神経こう腫細胞株の同所性腫瘍形成を増強した。さらに,EGFRキナーゼ阻害剤,エルロチニブは培養におけるTGS01細胞のスフェア形成を阻害し,in vivoでの腫瘍形成を阻害した。これらの知見は,遺伝子増幅とフレーム内エキソン欠失に加えて,EGFRシグナル伝達も遺伝子融合により活性化され,神経膠芽腫の治療のための可能な手段を示唆していることを示唆した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経系の腫よう 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る