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J-GLOBAL ID:201802289554600529   整理番号:18A0031381

PALAU2013で観測された台風第1304号の発生予報実験における初期値依存性の解析

著者 (11件):
資料名:
巻: 64  号: 12  ページ: 873-885  発行年: 2017年12月31日 
JST資料番号: F0064A  ISSN: 0546-0921  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究は,観測プロジェクトPALAU2013で観測された台風第1304号の発生に対して,計算期間が5日間のアンサンブルダウンスケール実験を行い,初期値と台風発生の再現性の関係を統計的に調べた。本研究では,全球アンサンブルデータALERA2を初期値として,領域気象モデルWRFを用いてダウンスケール実験を行う手法を用いた。アンサンブルメンバーや計算初期時刻の違いで生じる初期擾乱の強さによって台風発生予測の再現結果が異なる結果が得られた。特にその強さが弱い場合と強い場合の間で,ダウンスケール実験での台風発生数の割合に大きな差が現れた。これらのことから,5日間予報における台風発生の再現には,初期値の初期擾乱の強さが重要であることが分かった。また,台風が発生した実験のおよそ半数が,ベストトラックによる台風発生時刻よりも遅い時刻に台風が発生する結果となり,台風発生のタイミングを正確に予測することは困難であることが確認された。(著者抄録)
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分類 (1件):
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天気予報 
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